心理学と教育論 | はみだし講師ラテン系!

心理学と教育論

今日、テレビ番組で『宮本算数教室』のことが取り上げられていました。
主宰の宮本先生は、極端な指導法を実践しています。
以下の内容です。
 指導なき指導(The art of teaching without teaching)
 ・・・宿題は出さず、質問も一切受け付けません。
 そのクラスで一番できる子が飽きないペースで授業を進めますので、
 落ちこぼれる子がたくさん出ますが、フォローはしませんし、
 親の泣き言も聞き流します。
 授業に緊張感が生まれ、子どもが自発的に問題に取り組むようになりました。

最近読んだ、ある精神科医が書いた本の中にも、
「親の過干渉、過保護が子供をダメにしている。」と
書かれていました。

宮本先生の教育は一つの理想の形です。
が、全ての子供たちに適合しないでしょう。
しかし、確かに、親の背中というか、大人の背中を見て、
子供が育っていないような現状では、
「過保護、過干渉」は「毒薬」なってしまいそうです。

ここまで極端な指導は出来ませんが、
子供の自主性は育たなければなりません。
少し取り入れて、実践してみたいと思います。