最高学府
月に何冊か、
小説でも論文でも自叙伝でも、
面白そうなもの、自分の知識になるもの、
何でも読んでいます。
これはまだ半分くらいしか読んでいませんが、
米国の本音が見えるような気がしています。
この中で日本経済の復興について、
官僚主導政治が原因であると、
はっきりと米国が認識していることが書かれています。
分かり切ったことなのですが、
日本の経済をいつまでも復興出来ないことに、
誰も責任を取らない、つまり、実務担当者(官僚)に責任を問わないことに、
大きな原因があるのです。
一般企業ならば、実務担当者も経営責任者も、
責任感を持って業務に取り組みます。
しかし、官僚は何事にも責任を取らずにいるのです。
これでは、日本が良くなるはずがないのです。
日本の財政赤字のほとんどは、
天下りによる無駄遣いや無謀な投資などを筆頭に、
官僚がもたらしたものであると思うのです。
それを抑えることの出来ない政治家も、
それを黙って見ている国民も、
同罪かもしれませんが、
そろそろ、本気で取り組まなければ、
1000兆円を超える赤字を解消出来るはずもないのです。
公務員たちも、
国家のことを考えているのではなく、
ただ自分のことが大切なのでしょう。
最悪なのは、彼らには全く責任がないことなのです。
一般企業に勤める人でさえ、
企業に利益をもたらすことで、
国家を支えているのです。
直接、国政に関わる人たちの意識が変わらなければ、
この国に明るい未来はありません。
日本の最高学府を卒業した人たちによって、
この国は滅んでしまうのでしょうか・・・。