傑作

米国の脚本家約1万人で組織する米脚本家組合が
歴代の優れた映画脚本ベスト101を発表し、
最優秀脚本に、
第2次世界大戦下のフランス領モロッコを舞台とした「カサブランカ」
(1942年、脚本エプスタイン兄弟とハワード・コッチ)が選ばれました。
これを観た時に(もちろんホームビデオですが・・・)、
初めて“男気”というものを強く感じました。
愛するものを守る為に、自らが犠牲になるという精神、
まさにこれが“アメリカ”の精神ではないかと当時は思いました。
そして、戦時中に作られた映画であることを知り、
日本がこの国を相手に勝てる訳はないと実感しました。
しかし、今の“合衆国”はどうでしょう?
このような精神はなくなってしまったのではないでしょうか。
日本もそうですが、
何だか古き良きモノがなくなってしまっているようです。
映画からでも、書物からでも、
多くのことを学ぶことが出来ます。
今朝、早い時間のテレビ番組の中で、
“アグネス・チャン”さんが、
教育とは、
時代にも、国家にも、何にも流されない真理を教えることだと、
おっしゃっていました。
日本は戦前と戦後では教育者の言葉が大きく変わってしまいました。
僕らは、精神を教えている訳ではありませんが、
子供たちに、物事が正しいか間違っているか、
自分で判断出来る力がつくよう指導していきたいと思います。