さいたまスーパーアリーナ | はみだし講師ラテン系!

さいたまスーパーアリーナ

レノン1

初めて、行きました。
小6の姪と中2の甥を連れて行きました。
分かるかなとちょっと心配でしたが、
2人とも熱心に展示を見ていました。
最後の展示の部屋に“ジョン”が残した言葉が、
日本語と英語で書かれていたのですが、
甥っ子がそれを見ながら、携帯に打ち込んでいたのです。
「気に入った言葉があるから。」
と言いながら。
正直、驚きましたが、“ジョン”の言葉には、
時代も国も年齢も関係ないんだと実感出来ました。
小6の姪っ子も一日で“ジョン”のファンになったようです。

レノン2

ミュージアムショップでは2人とも、
“ジョン”のそれらの言葉が書かれている白い表紙の詩集を、
それぞれ自分の小遣いで買っていました。
伯父としてはこういう感性を大切にしてもらいたいと思いました。

さいたま

そして、3人でライブに行ってきました。
もちろん、2人は初めて、曲も知りません。

どういう反応をするか、心配でしたが、
中2の甥っ子は、“省吾”のバラードが気に入ったようで、
僕に、
「あの歌いいね。」
とか、
「題名は何?」
とか聞いてきました。

思い起こすと、僕も“省吾”を聞き始めたのは、
彼と同じ年でした。

帰り際、CDを何枚かあげたら、
「明日は学校に行かないで、一日中、省吾を聴いていたいな。」
などと言ってました。

姪っ子は“省吾”より“ジョン”の方が気に入ったみたいでした。
まだ、“省吾”は早かったのかも知れません。


今日のコンサートでは、
イラクに派遣されている自衛隊のこと、
そして、イラクの人々のこと、
国内で起こっている事件に触れ、
生命の大切さを訴えていました。

省吾自身の生い立ちを知るファンばかりですから、
それが、政治的であったり、宗教的であったりしないことも、
ちゃんと理解していたことに暖かいものを感じました。

そして、子供たちに対して、
社会にいる大人みんなが父親であり、母親であるべきだと、
話していました。
その時、僕は隣にいる甥と姪の父親でもあるんだと思いました。
(2人には父親がいないのです。)

ツアー最終日に参加出来て、
嫌なことを乗り越えていける力をもらったような気がしました。

“愛しい人へ”を歌う時に、
今日は一人で歌いたいと、
珍しく省吾が言ってました。

良かったです。
今までラブソングだと思って聴いていた曲が、
子供のための曲に聴こえてきました。
そして、愛の歌が、恋人達だけのものではないって
初めて、気付きました。


君をこの手に抱きしめた時
初めて、誰の為に僕が生まれてきたのか分かった

“愛しい人へ”
Performed by SHOGO HAMADA