旅情

旅に出たいという気持ちにさせられました。
初めて読んだのは、もう10年以上前ですが、
何回か読み直しています。
時代が変わっていますが、きっと南アジアはそれほど変わっていないでしょう。
インドがIT大国と言われ、多国籍企業によるコールセンターの進出など、
確かに発展もあるでしょうが、貧しい人たちはまだまだ多いのです。
僕は“深夜特急”では、この3巻目のインド・ネパール編が好きです。
特に、インドの子供たちとの関わりを描いた場面が好きです。
貧しくとも、力強く、心豊かに生きている彼らの姿を思うと、
彼らが幸せになることを祈らずにはいられません。
インドから貧困をなくすことは難しいことでしょう。
でも、いつか全ての子供たちが平和に暮らせる日を夢見て・・・