小5算数~?な問題編 | はみだし講師ラテン系!

小5算数~?な問題編

昨日から和差算を利用した問題に入りましたが、
こういう問題を悪問と言うのではないでしょうか?

兄と弟が合わせて2500円持っています。
兄は弟の1.5倍より100円多く持っています。
このとき兄と弟はそれぞれいくら持っているでしょうか?

という問題です。

まず、兄が100円使ったと仮定して、
2人の合計を2400円にします。

ここまでは問題ないのですが、
この後、テキストの模範解答通りに解くと、
弟を1、兄を1.5として、
合わせて2.5として、
2400÷2.5=960円

弟 960円
兄1540円

となるのですが、
中学生なら弟を未知数として方程式を立てるのですが、
小学生に弟を1としてというやり方でいいのか、
疑問に思います。

結局、ほぼテキストの模範解答通りに説明しましたが、
これでいいのか、
と悩んでしまいます。
(本当は悩んではいませんが。)

こういった問題が出てくると、
小学生でも方程式、文字式を教えた方がいいのではないかと思います。