ひどい話の続き、その3 | はみだし講師ラテン系!

ひどい話の続き、その3

幽霊会社がリフォーム契約〈埼玉の認知症姉妹に〉
埼玉県富士見市で認知症(痴呆症)の姉妹が、不要な自宅リフォームを繰り返され全財産を失った
問題で、姉妹と契約した16社のうち2社が実体のない“幽霊会社”の可能性が強いことが、19日分かった。
同市の依頼で姉妹宅を調べた1級建築士、石田隆彦さん(42)によると、2社は姉妹と2003年から今年2月まで、8件、計約165万円分の契約を結んだが、工事申込書には東京都内の同一の
住所、電話番号、担当者名が書かれていた。工事内容は「ネズミ」とだけ記載されているものも
あった。
石田さんによると、2社は法人登記しておらず、建設業の許可もなかった。担当者名は02年に姉妹と2500万円の契約を結んだ都内のリフォーム会社の契約社員と同じで、申込書の書式もそっくりだったという。

<過剰リフォーム>認知症姉妹の被害調査開始 埼玉県など
埼玉県富士見市に住む80歳と78歳の認知症の姉妹が、訪問リフォームなど不要な工事を繰り返され、全財産を失った問題で、埼玉県は20日、富士見市と共同で被害の実態解明を進め、業者により迅速に対応する方針を決めた。この問題について、上田知事は悪質な事業者名を公表するなど指導を強化する方針を示している。

ということですが、指導のみで罰則はないということです。
犯罪にならないことが不思議です。

法治国家としての役割はどうなっているのでしょう。

汚いことばかり考えている人間の多さに、
呆れます。