国語を教えることって・・・ | はみだし講師ラテン系!

国語を教えることって・・・

難しいと思えば、難しいし、
簡単だと思えば、簡単だし、
全て教えようと思ったら時間がかかるし、
手抜きをしようと思ったらそう出来るし、
とにかく、
教える側の力量の違いが、
これほど鮮明に分かってしまう教科は他にはないと思うのです。

そのくせ、
生徒の国語力はどんなにいい教え方をしたとしても、
なかなか伸びないのです。

国語って、
1、漢字
2、語彙
3、文法
4、読解
以外に、
5、どんな分野の話でも理解出来る豊富な知識(または興味)
が必要なのです。

今の子供たちに、
上記全てを要求するのは無理でしょう。

教える側にも上記の知識が要求される訳です。
しかも、それらを生徒に分かりやすく説明することと、
問題の解法の指導が付いてくるのです。

それくらい、大変な授業にも関わらず、
本当に不思議なくらい、
生徒は色々なことに興味を示さないのです。
恥ずかしがって、興味なさそうにしているのではなく、
本当に興味がないなと思うのです。

学校では読書週間とか、
いろいろ策を練っているみたいですが、
僕も、面白いと思う本や読みやすいと思う本を、
生徒に紹介しています。
(主観が入ってしまいますが、何もしないよりはと思いますので)

人間が得た最高の文明 “文字” を大切に、
そして、もっともっと、
上手に使うことが出来たら、
楽しいと思うのです。