日常に | はみだし講師ラテン系!

日常に

なってはいけない仕事があります。

例えば、管制官。
例えば、医者。
例えば、先生と呼ばれる職業に就いている人たち。
例えば、子供を育てている人たち。

どのような仕事でも経験を積めば、上手になり、慣れてくるでしょう。
しかし、人間相手である場合、しかも、命に関わる職業に就いた場合、
慣れてはいけないと感じます。

医師の医療ミスによる死亡事件(もし自分の家族だったら・・・)、
踏切の管理者による死亡事件(企業の姿勢が・・・)、
政治家(多くの命を預かっているはずですが)の不祥事、
学校の先生による職務怠慢、業務放棄による子供達の能力低下(大罪です)、
<生きていく力を付けなければならない大切な時間を奪っています>
これからも起こるであろう、保護者による子供の命を奪う事件。
<車内放置による熱中症による死亡事件など>

国家、企業、学校、家、さまざまな社会で倫理が崩れています。
僕だって、そんなことを胸を張って言えるような人間ではありませんが、
あまりに酷過ぎます。

国家がいつも問題をすり替え、本質を見えにくくし、
企業がそんな政治家や官僚に取り入って、
学校教育は現場を知らない官僚にめちゃくちゃにされ、
家族は全ての社会の煽りをうけ、バラバラになり、
塾に通うことも出来ない子供達は、どうなってしまうのでしょうか?
せめて、最低限の学力(読み・書き・計算)と、
考えようとする力とか問題解決をしようとする力があれば・・・。

もちろん、これが全てではありませんし、人間社会には様々な物事が混在し、
成り立っていることも理解は出来ます。

でも、領土問題ってそんなに大切なことなのですか?
教科書から事実を奪ってしまうことが許されるのですか?
「きりがない」とはこういうことだって、教えられますが、
なんだか、空しいです。

年を重ね、経験も増えてきました。でも、いつも、
いつも、思うことです。
「初心忘れるべからず。」

少しだけ、子供達のために出来ることをしたいという気持ちです。