春期講習(3日目) | はみだし講師ラテン系!

春期講習(3日目)

さすがに、一日50分を12コマ、600分(10時間)の授業(最大14人までの少人数クラス)を行うと、ヘトヘトになります。小4から中3まで、それぞれテーマを考え、何を重点に行うかを決めてやってはいますが、生徒達には一回では通じません。何回も強調して、そして意味付けをしながらやらなければなりません。大人だって意味のないことや理不尽に感じることは拒否したいはずです。子供だって同じです。しかし、やりがいを感じ、必然性が理解出来れば、あまり苦にならずに行うことが出来ます。一日でも早く、それが分かってもらえたら、その生徒はきっと数ヶ月後には、楽しい学校生活を送っていることでしょう。 少なくとも小学校、中学校、高校と12年間は勉強するわけです。しかも、ほぼ毎日です。学校で過ごす時間のうちの大半は授業です。それが、苦痛であったり、またはその生徒にとって全く意味のないことであったりするならば、それは不幸です。保護者、学校の先生は本当にそれが分かっているのかな?と思う生徒に出会うと悲しくなります。無邪気な笑顔を見せるこの生徒だって、心の中は本当は辛いんじゃないかなって、僕は思うのです。個性もいいし、もちろん勉強がすべてだとは思っていません。でも社会は、個性的で学の無い人を受け入れてくれるのでしょうか?いったい、どんな職に就けるのですか? 中3で This is~.から、やらなければならない生徒がいます。-3+2=-1 からやらなければならない生徒がいます。きっと全国にたくさんいます。もっと出来ない生徒も。 いいのでしょうか、これで。 ここは日本です。 貧しい国ではなく、先進国ですよね。