加賀恭一郎シリーズ7作目。
めちゃオススメ!
なんですが、これから読む方は読む順番守った方がより楽しめるとおもいます~✨
加賀恭一郎シリーズを読む順番は、 ①卒業→②眠りの森→③どちらかが彼女を殺した→④悪意→⑤私が彼を殺した→⑥嘘をもうひとつだけ→⑦赤い指→⑧新参者→⑨麒麟の翼→⑩祈りの幕が下りる時→⑪希望の糸
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【読書記録】
「赤い指」
東野圭吾
講談社文庫
※メタバレ含みますので、お嫌な方はスルーして下さいね。
このところ「加賀恭一郎シリーズ」を拝読中。
もう凄い!としか言えないこのシリーズ!
読者への犯人当て挑戦あり(ヒントはあれど犯人の名前は明記されず)、早々に犯人が分かり徐々に種明かしへと進むストーリーあり(TVドラマ古畑任三郎風ね)、犯人と被害者と加賀刑事だけという短編集あり、などなど。
バリエーションさまざまなんですよ〜
推理小説におけるパターン全部やってる?って感じですね!
さて、今回の作品は、
直木賞受賞後1作目だそうで、
めちゃ世間の注目を集めた事と思いますが、
その期待に十分応えたクオリティです!
加賀恭一郎シリーズ7作目になります。
今回は「家族・介護・いじめ・認知症」をテーマとした話です。
全ての家族が何かしらの問題を抱えているものですが、
それを放置したが故に大きな事件へ変わってしまったある家族の事件です。
この表題が意味するところがホント深いです。
この事件に連動するかのように、
父の病気の進行とともに、
加賀恭一郎の父とのかかわりも描かれています。
クールガイに思っていた加賀刑事の人間性に触れて、
読後感もいいですね。
お~!と思うどんでん返しもあり、
私はもうポロポロ涙溢れまくりで読み終えました😭
本当おススメです。
ただ、こちらの加賀恭一郎シリーズは
読む順番をきちんと守った方がより楽しめると思います。
私は「新参者」と「祈りの幕が下りる時」は先に読んでしまってます。
「新参者」はいきなりでも凄く楽しめましたが、
「祈りの幕が下りる時」は正直あまり印象にないです💦
⑨「麒麟の翼」を読み終えた後に再読したいと思います❤️
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