ティです
ここから私の
ドン引きクズエピーソードが
スタートします
(いつものことか)
こんな人もいるんだなぁ〜と
軽い気持ちで
読んでいただけたら
幸いです
あずみんのいつもと違う顔に
動揺してしまい
私はA子とB子を叩き起こして
この日はそのまま解散した
家に帰ると杉野くんが
帰っていたのでストレートに
聞いてみた
私:なんで触れてくれないの?
不安になるんだけど。
杉野くん:俺は
ほんとに性欲がないんだ。
半年に1回とかでいいんだよね。
キスしたら
ティしたくなるでしょ?
なるよ。
それが目的で
付き合ってるわけじゃ
ないんだから
俺は添い寝だけでいいんだよ
私は、それが
寂しいときもあるんだよ?
わかった。わかった。
じゃあ、すればいいんでしょ?
と言って私の腕を
引っ張ってきたので
その仕方なくやらなきゃ
みたいな言い方やめてよ
私は杉野くんの腕を振り払った
じゃあ、どうしたらいいんだよ?
私だってどうしたらいいか
悩んでるんだよ
杉野くんが小声で
めんどくせぇな…
と言うのが聞こえたので
めんどくさいって何?!
もういいっ!!
って私がカバンを持って
出ていこうとしたら
どこ行くの?
浮気してくる。
ティ、俺以外とできるの?
うん。
絶対出来ないでしょ?
出来るもん
あっ。そう!
じゃあ、勝手にすれば?
もう知らね
私は家を飛び出した
杉野くんのバカッ
腹立つ〜!!
じゃあ
すればいいんでしょ?
って
あの義務的な
言い方なに?!
しかも
めんどくせぇなって
聞こえてたし!
私はあずみんの家に向かった
(これ絶対ダメなヤツよね?)
ピンポ〜ン
あずみん:ティちゃん?
どうしたの?
なんかあった?
私:う、うぅ…
とりあえずあがって
家にあがるとあずみんは
なにか飲む?
お腹空いてない?
なんか作ろうか?
と優しかった
ご飯とかいらないから
こっちへ来て
どうしたの?
私はあずみんのTシャツの中に
手を入れて抱きしめた
ねぇ…。しよ…?
と言って私からキスした
ほんとにいいの?
うん…
ティちゃん可愛い
そう言ってあずみんは
激しいキスをしてきた
それから
私達は朝まで何度もした
あずみんは杉野くんが
言わないような
「好き。可愛い。綺麗。」などを
たくさん言ってくれて
私は自己肯定感が
下がっていたので
女としての魅力を
認めてもらえてるみたいで
すごく嬉しかった
今日のことは
杉野には言わないから安心して
うん…
俺はティちゃんと
こんなふうになれて嬉しいよ
うん…
またいつでも来ていいからね
ありがとう…
私は
杉野くんへの苛立ちや
心の隙間を
あずみんで埋めようとした
あずみんの気持ちを利用した
最低な女だ
(わかってるならやめとけ)
この日から
私、杉野くん、あずみんの
ヤバイ三角関係が始まった
私はそのまま出勤したので
杉野くんと顔を合わせたら
なんて言おうかずっと考えていた
会社に着くと
杉野くんは私を見つけて
こっちへ歩いてきた…
続く