2030年に時習館サッカー部は創部100周年を迎えます。


記念誌から過去の思い出の試合などを連載しています。


第⑩話は平成5年度の総体予選です。


平成3年度の県新人戦で3位となった時の1年生が3年生となり、総体予選が始まりました。


東三河大会は予選リーグ3試合を得点19、失点1の1位で突破して決勝トーナメンは決勝までの3試合を得点19、失点1の圧勝で優勝して県大会に進出しました。


愛知県予選は1回戦の半田高校に苦しみながらも自分たちのサッカーをして、1−0と勝利していい感じで2回戦の松蔭高校と対戦しました。


松蔭高校監督は大学時代の同期で一緒にボールを蹴っていた仲間です。教員チームでも全国大会に出場していて練習試合も良く行なっていました。


当時は優勝候補で難しい試合になると思っていました。


選手たちはウォーミングアップの時から気合いが入っており、皆素晴らしい顔つきをしていてフォーメーションも松蔭3人の大型プレーヤーに対応するために5:4:1にしました。


46回生 FW選手の思い出


「そしていよいよ試合が始まった。前半、個人技の差はやはりあったが気合い、集中力では負けておらず、決定的なチャンスもあった。後半になるとさすがに松蔭の攻撃が続き、全員守備となってきた。しかし、集中力は依然衰えず、金田先生の作戦はずばり的中し、時習館の思惑通りに進んでいき延長戦となったが、両者決めてを欠きPK戦となった。PKで負ける程悔しいものはない。しかし、全員頑張ったのだから仕方がない。この辺のやり切れない気持ちが涙を誘った」


結果は時習館0−0 3PK4で松蔭に負けました。


土のグランドは雨で状態が悪く、脛当てが落ちて2回目で一人退場となりましたが、集中力は切れずに無得点に押さえました。


全員が一丸となり今までで最高の試合でした


試合が終わって松蔭の監督と握手した時にはお互いに涙が見られました。


選手も青春なら自分たちも青春を感じた思い出の一戦でした。


この後、松蔭はこの年の全国総体に出場しました。