暑さが本格的になってきた中、総体1 回戦が行われました。
1回戦の対戦相手は旭丘です。キックオフから出足よくボールをキープして旭丘ペースの立ち上がりとなりました。
旭丘は前線の速い選手が突破してゴール前に迫ります。
前半6分旭丘は右サイドでボールを受けるとDFをかわして左サイドネットにシュートを決められて先制されました。
その後も推される展開が続き前半20分には右サイドからのクロスボールをゴール前でスルーされてシュートされましたが、GKのセービングで追加点は許しませんでした。
時習館は効果的なパスを繋げずにロングパスでのカウンターを狙いますが、シュートまでは行けません。
飲水タイム前に時習館のFWと旭丘のGKがぶつかり、GKは倒れてしまって交替を余儀なくされました。
15分の中断をはさんで再開されました。
その後も旭丘が前に前にと繋ぐパスから2列目も上がってゴールを狙います。
前半28分に旭丘に左コーナーキックをヘディングで直接決められて0−2とリードされました。
前半34分に時習館が左サイドからのドリブル突破でゴール前にクロスボールを入れたけれど中央から走り込んだ選手と合わずに得点できませんでした。
前半終了間際に時習館らしい攻撃が見られたので後半に期待したいです。
逆転勝利を目指してラスト40分が始まりました。
後半4分に時習館が右サイドから崩してチャンスを作りましたが、旭丘はすぐに逆襲からゴール前へのロングボールをヘディングで決められてしま0−3と差を広げられました。攻め込んでいただけに悔やまれます。
後半10分、15分に旭丘に続けてシュートを打たれて危なかったですが、枠を外れて行きました。
メンバーを交替して逆転を狙う時習館は旭丘のプレスを剥がしてパスを前線に繋ぎます。後半30分には旭丘のバックパスに走り込んでシュートを打ちましたが得点とはなりませんでした。
得点はそのまま動かず、0−3での敗戦が決まりました。
時習館はワンチャンスを活かして得点を狙いましたが、県大会ではなかなか通用しませんでした。
やはりチームとして連動した動きができずに攻撃に厚みを作れませんでした。
チームとしての攻撃ができ、中盤でのプレスから終盤でのラインコントロールで厳しいプレスをかけれるように次のチームに期待します。
残念でしたが簡単には勝てないのが県大会です。この経験で後輩たちは何ができていたのか、何が足らなかったのか理解してトレーニングに落とし込んで県大会初戦突破です。
スタメンは3年生10人、2年生1人でした。3年生は高校サッカーの集大成として最後まで走りきって涙で・・・