好天に恵まれた岩田球技場で時習館と豊橋東の決勝戦がキックオフされました。


スタンドには両チームの応援の方々で盛り上がっています。


ティーズのテレビ放映もあり、3年ぶりの優勝を決めたいです。


前半3分に時習館が左サイドからドリブルで切り込んで行くと豊橋東の守備がたまらず足をかけてしまい、PKを獲得しました。このPKを決めて、幸先良く先制しました。


チームが馴染む前に得点を決めて落ち着いたと思いますが、余りにも早い時間の得点は逆に相手を奮起させることにもなるので引き締めることが必要です。


それからの流れはお互いに攻守の場面を繰り返します。


時習館はロングパスを前線に合わせて突破を図りますが、豊橋東の守備を崩し切れずにはね返されます。


この時間までシュートは両チームともチャンスを作れませんでしたが、前半35分に豊橋東が右サイドからのクロスボールをゴール前に入れポストに当たった混戦から決められて1−1と振り出しに戻りました。


前半の終わりは時習館がペースを掴みましたが、後半もその勢いが続きます。


こういう時には豊橋東のカウンターに注意しておかなければいけません。


豊橋東の守備を突破できない時に時習館は味方との連携ができていないのでサポートやオーバーラップで攻撃に人数をかけていきたいです。


後半13分に時習館はロングパスでラインの裏へ抜け出したものの決め切れず、後半16分ペナルティエリア外からのシュートもバーのわずか上に外れました。


試合も次第にヒートアップして当たりも厳しくなってきました。


後半19分にも右サイドで豊橋東のボールを追いかけて奪い、ゴール前のフリーの選手にパスが繋がりゴールかと思いましたが、ゴール左に外れました。


後半は時習館のペースで展開されましたが、得点を決めきれずに終了間際には豊橋東のカウンターに攻め込まれました。


1−1のまま延長戦に入りました。豊橋東がペースを掴み攻撃チャンスが増えました。


延長前半5分に豊橋東がフリーキックを獲得してゴール前に入れたボールをシュートし、連続攻撃が続きます。


そして延長後半に入りました。


ペナルティエリア外からのシュートでゴールをおびやかしますが、追加点を奪えない時習館です。


延長後半7分時習館がドリブルで相手を抜いてペナルティエリア外から打ったシュートがディフェンスに当たってコースが変わりリードしました。


しかし、後半10分に豊橋東が左コーナーキックからヘディングで同点シュートを決め、決着はPK戦に持ち込まれました。


PK戦 時習館先蹴り

時習館 ⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎

豊橋東 ⚪︎⚪︎×⚪︎


準決勝のPK勝ちに続いて決勝もPK勝ちでの優勝となりました。


苦しい試合を勝ち切ったのはチームとしてのレベルアップを感じ、県大会でのまず1 勝を応援します。