全日本大学サッカー選手権(インカレ)も決勝戦進出チームが決まりました。


関東地区第1代表の筑波大学と第2代表の国士館大学の対戦となりました。



優勝回数は筑波大学(前身の東京教育大学を含める)が10回と早稲田大学に次いでの成績を残しています。


サッカー指導者、プロ選手、学術研究者を目指してサッカーに取り組む選手たちが自分の目標達成に向けて学んでいることと思います。


レベル高い選手たちと一緒にトレーニングしていた半世紀前を思い出し、筑波大学の試合結果を楽しみにしながら、現在もボールを蹴っています。

宮崎県の決勝は日章学園vs宮崎日大との対戦です。

両チーム攻守の切り替えが早く、ゴール前の場面が多い立ち上がりでした。

日章は前線にボールを入れて押し上げて行き、守備では3:4:2:1から5:4:1にフォーメーションを変えてブロックを作り守ります。

攻撃ではサイドからのクロスボールをヘディングシュートするも得点とはなりませんでした。

日大は日章ゴール前で中央からのショートパスで崩しにかかります。

ペナルティエリア外から浮かせたパスでライン裏に抜け出してシュートチャンスを作りましたが、決めることができません。

前半は両チーム得点チャンスはあったものの決めることができず0−0で後半に入りました。

後半もお互いに攻め込む展開となりましたが得点が入りません。

後半22分に日章が先制点を挙げました。左サイドからののロングスローをゴール前でヘディングで決めて1−0と均衡を破りました。







残り時間が少なくなり、日大が前線を厚くして攻め込むようになりましたが日章がカウンターから反撃しました。

すると後半39分に日章が左サイドをドリブルで突破してクロスボールを上げるとゴール前で混戦から押し込み2−0としました。





押され込まれる場面もあった日章でしたが、集中した守備で早い切り替えから攻撃に結びつけ、得点を決めて4連覇19回目の優勝を決めました。

群馬県決勝は昨年度の全国選手権2回目の優勝を果たした前橋育英と5年ぶり13回目の優勝を狙う前橋商業との対戦です。


前橋クラシコと呼ばれているようです。知らなかったですが。


前橋育英は高い位置から追い込んでボールを奪いにいき、ひいては4:4:2のブロックでコンパクトに守り、球際強く守備します。


攻撃は中盤からサイドチェンジでワイドに展開してドリブルで切り込んでいきます。


サイドへの上がりから攻撃に厚みを持ってクロスボールをゴール前に蹴り込みます。


前橋商業は押される展開となりましたが、4:4:2のブロックを作り早いプレスでフリーにプレーさせずに守備からパスでビルドアップしていきます。


ゴール前でのショートパスで前橋商業のディフェンスラインを崩しにいく前橋育英がリズムが良くなりゴールに迫ります。


前橋商業は押し込まれても慌てずに守備の距離間を保って守り、シュートを打たせません。


前半40+1分のアディッショナルタイムに前橋育英が左サイドのコーナーキックをヘディングシュートで決めて1−0とリードしました。







後半は前橋商業もパスを回せるようになり前橋育英のゴールに迫るようになりました。


しかし最後の場面では前橋育英はクロスボールを入れさせず、抜かれてもカバーリングでシュートを打たせません。


攻撃と守備のバランスが良く失点の可能性は少なかったです。


前橋育英はアディッショナルタイムにコーナーキックからのヘディングシュートが決勝点となり5年連続28回目の優勝を決めて3回目の全国制覇に向けて大会に臨みます。

山形県決勝は3大会ぶり21回目の優勝を狙う山形中央と2大会ぶり2回目の優勝を狙う山形明正との対戦となりました。


ドリブルでゴール前に攻め込みサイドからシュートチャンスを作り、クリアボールを拾って2次攻撃を仕掛ける山形明正です。


3:4:3の3バックから守備では5バックの山形中央は守備から攻撃への切り替えを早くしてカウンターでゴールを狙います。


前半39分山形中央の左コーナーキックがゴールに吸い込まれて1−0とリードして前半を終えました。








前半は山形明正が山形中央のゴール前をドリブルで崩してチャンスを作るも山形中央が守備の人数を多くして守り切ってコーナーキック1本でリードしました。


後半も山形明正が押し込む時間が続きますが、5:4:1のブロックで守りカウンターを仕掛ける山形中央です。


後半20分に山形明正が攻め込んだ後のクリアをブロックしてこぼれたボールを拾ってシュートを決め1−1と同点としました。







攻め込む山形明正が後半26分ゴール前をドリブルでDFをかわして右すみにシュートを決めて2−1と逆転しました。







山形中央は得点を狙って前がかりになり前線を厚くして攻め込みますが、山形明正の守備を崩せず、時間を上手く使って守り切った山形明正が2年ぶり2回目の優勝、全国出場を決めました。





1回戦結果

蒲郡1−2豊橋工科

国府8−0御津あおば


2回戦結果

豊川30−0豊橋工科

豊橋西・豊丘0−7豊橋南

桜丘5−2国府

蒲郡東・海陽1−6時習館

小坂井14−0新城有教館

豊川工科0−3豊橋東


決定戦

豊川17−0豊橋南

桜丘2 −0時習館

小坂井3−1豊橋東


県大会出場校

豊川 桜丘 小坂井


今年度U18リーグ戦各カテゴリー(2部、4部、東三河地区)で優勝した豊川です。


1部昇格した豊川の新チームが東三河予選では大量得点でのブロック優勝で県大会に出場です。県大会優勝を目指して何点奪うかも楽しみです。


4部の桜丘、小坂井のシード校も順当に勝って県大会出場です。


ポイント制での東三河のシードですが、上位シード校を倒すチームはありませんでした。


東三河代表校の県大会での活躍を応援しましょう。