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紅茶専門店Cha Tea 荒川区西日暮里3-9-21

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デヴォンの旅で楽しみにしていた茶園訪問。

温暖化が進んでいる今、英国にも小さな茶園が複数オープンしているのですが、今回は2015年にオープンしたばかりの「ダートムーア茶園」にお邪魔してきました。

 

オーナーのジョー&キャサリン夫妻と、香港人の女性の方の3名で製茶している小さな小さな茶園です。

 

 

ガーデンは5つの区画に分かれています。ガーデン1と2のお茶の樹は植樹して9年目とのこと。その他の区画の樹はまだ2~4年目ということ。

 

すべてオーガニック、そしてなんとなんと、茶の樹はジョー&キャサリン夫妻が「種」から育てた樹だと言うことで・・・苦労がうかがわれました。

 

 

可愛いでしょ~♥とまるで自分の子供のように、愛おしそうにお茶の樹について語ってくれたキャサリン。茶園の裏には、森そして川があり・・・2週間くらい放置すると、森の植物がどんどん茶園側に浸食してきて、雑草でボーボーになってしまうの~・・・と。

茶園内にはウサギの巣もたくさんあり~、なんて自然。

 

 

自然にこだわるお二人、夢は本の中で見た雲南省の茶樹とのこと。野生化した茶の樹、現地の少数民族の方が木に登って茶摘みをする・・・そんな写真を見て、自分たちのガーデンにもそんな区画を作りたい!と熱く夢を語って下さいました。

 

 

この旅で見た椿の木。

上へ上へ伸び・・・同じツバキ科のお茶も、もちろん土地に合えばこんな風に成長するだろうことが予測されるので・・・ジョー&キャサリンの夢もいつかきっと叶うでしょう~。

 

 

1時間ほどガーデンを案内して頂いた後は、昨年ダートムーア茶園で製茶されたお茶を3種類試飲させて頂きました。緑茶、セカンドフラッシュの紅茶、オータムナルの紅茶です。

 

出てきたお茶を見て、まず驚き。あ、ハンドロールだ~。想像していたより美しい茶葉の外観に、味への期待が高まります~。

 

 

お水が硬水なので、どうしても茶葉のポテンシャルが出切れていない感じでしたが、どのお茶もまず「雑味」がないことに感動。セカンドフラッシュの紅茶は台湾の蜜香紅茶を思わせる甘い香り。オータムナルは焙煎香もあり、ダージリンのセカンドフラッシュのようなテイスト。

 

これはぜひ、日本の水で味わいたい!と、飲みながらワクワクしてしまいました。

 

 

昨年の生産量は10キロ!!!!今年はもう少し増やせれば・・・とのこと。

 

そんな貴重な貴重なダートムーア茶園のお茶、持ち帰りましたので、マスタークラス「紅茶で旅する英国~デヴォンシャ-」でテイスティングして頂きますね~。

 

 

ジョー&キャサリン夫妻の夢、紅茶のピーアールの仕方など・・・話は尽きず。もしよかったら、ランチを一緒にいかが?とのお誘いを頂き。2人のお気に入りのティールームに案内して頂けることに。なんて、ラッキー!

 

ダートムーア茶園からさらに車で15分ほど。山間の道をクネクネクネクネ、さすがにバスも走っていないような農道の先に~、可愛らしいティールームが。

 

 

園芸店も兼ねているとのことで、苗木を購入しに、ご近所の方が車で続々といらっしゃり、ティールームも大賑わい。プレーンのスコーンとチーズスコーンをいただきましたよ~。

 

デヴォンでは、クリームを先に塗る!とジョー。もちろん私たちもデヴォン式で♪

 

 

ジョー&キャサリン夫妻の紅茶は残念ながら、ミルクティー向きではなく・・・スコーンと一緒には難しい感じでしたが、こんなクオリティーの高い紅茶が英国で作られていることを知れてとても唯意義でした。

 

ジョー&キャサリン、素敵な時間をありがとうございます。今年のお茶作りも頑張って下さい!

 

【レッスンのご案内】

紅茶、洋食器、西洋史、ご一緒に楽しんで頂ければ嬉しいです。新規の方はビジターレッスンよりご参加下さい。

 

レッスンの流れはこちらからご覧下さい http://tea-school.com/school/school.htm

 

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