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 緊急事態宣言再発令に伴うお教室の対応について
2021.01.07
◎引き続き夜のレッスンは休止します 
◎国の営業時短要請に協力し、電話対応時間を10時~19時までとさせていただきます
◎スタッフ、生徒さん共に入室時の検温、手指消毒、マスク着用を徹底します。
◎現在予定されているサロン内+ケントストアでのレッスンは予定通り行います
◎一杯の紅茶からもらう日々の癒やし、美しいものを見て感動する心。教室でお会いできる方も、離れている方も心は1つです!

 

 

2月末から始まるマスタークラス「茶論争」、なかなかマニアックなテーマのため、より良いレッスンにしてて行きましょう・・・と、先日、かおる先生と、たまえ先生がプレレッスンを。

 

真面目な内容の中に笑いあり、そして今の時代にも通じ目と感じる志あり。個人的にとても良い内容のレッスンだな~と、事務仕事をしながら耳を傾けていましたウインクウインク

 

17世紀、東洋から紹介された茶という飲み物。この葉はどんな植物から、どんな加工方法を経て、今ここにあるのだろう。飲んだら長寿になると言うけれど、本当なのだろうか。女子供に飲ませても良いものなのだろうか。

 

 

コロナのワクチンと同じ・・・未知なる物への恐れや、期待。

医師達の必死の調査、そして王侯貴族への処方、少しずつ宮廷でそれが定着し・・・巷にも、茶に手を出す物が増える。でもそれって本当に安全なの?なにか意図はない?

 

新聞、雑誌、公の場で始まる茶論争。宗教家としての意見、医師としての意見、植物学者としての意見、哲学者としての意見、商人としての意見・・・。

 

感情に身を任せた一方的な意見もあれば、さまざまな意見の利点・欠点を整理し、個人の感情を押し殺した客観的な意見もある。

 

なかには、名指しで論議を投げかけるものも。今で言えば、テレビの公開論争と同じ。やり合うことで、矛盾点も整理され・・・18世紀をかけて茶は、その安全性が確立をしていきます。

 

 

そんな学者達の論議の中で・・・共通して叫ばれた結論の1つに・・・。「お茶は決して生活必需品ではない」ことがありました。

 

肉、魚、パン・・・お茶はそれらには勝らない。まず、日常の健康維持・肉体を作るための食が先に来て・・・お茶はその後の「ゆとりの部分」なのだ・・・と。

 

プレレッスンの後に、3人でティータイムを楽しみながら・・・18世紀に導き出された「茶の位置づけ」に、改めて納得してしまうと言うか・・・。

 

ティータイムの茶葉選び、茶器選び、スイーツ選び・・・それらは、心の喜び、人と繋がりたいというプラスの気持ち、そしてそこには必ず優しさや笑顔があること。日々のティータイムで、自分自身にゆとりを取り戻していくことの大切さ・・・「茶論争」を通して、皆様と共有できれば嬉しいなと思います赤薔薇赤薔薇

 

 

 

 

 

 

【レッスンのご案内】

紅茶、洋食器、西洋史、ご一緒に楽しんで頂ければ嬉しいです。新規の方はビジターレッスンよりご参加下さい。

 

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