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中国の山水画をベースに考案されたウィローパターン。

来月にマスタークラス「銅板画家・松本里美~ウィローパターン物語」にあわせて・・・キャビネットの中にあるウィローパターンの食器を出してみましたよ♪ お茶が注がれているのは、1810年代のスポード社のウィローパターン。

 

こちらはスポードのボーンチャイナの作品。縁の金も上品ですよね♪

 

 

ベースになった中国の山水画。ウィローパターンの構成していく楼閣、船、庶民の家、河、柳の木、桃の木らしきものが見て取れます。人も4人描かれていますね。こちらは1660年代のティーボウルのソーサーです。

 

まさに英国の宮廷に喫茶文化が入ってきた時代の作品ラブラブラブ

 

 

代わって下は18世紀末のウースター窯の作品。人がいない・・・びっくり と思ったら、下中央の東屋の中にお一人。

 

楼閣や川向こうの離れ、船・・・桃の木・・・・これまた今知られているウィローとは雰囲気の異なるブルー&ホワイト。英国人の目から見ると行ったこともないロマンティックな憧れの中国の風景ですもの。

見ているうちにここからどんどん想像が膨らみ~。

 

 

19世紀初頭になると、ますますデザインが研ぎ澄まされていきます。現在のウィローパターンと左右対称ヴァージョン?!こちらもスポードの作品です。

 

左に大きな楼閣、橋の上の人は、右から左に来ているようにも見えます。これは今伝えられているウィローパターンのストーリーからみると、物語とあわない~あせるあせるあせる

 

物語では、大きな屋敷で育った娘が、家来の若者と恋仲になり・・・それがばれたことで、桃の木がある離れに監禁され・・・お父さんに結婚を強制されてしまいます。桃の木の花が咲いた日が祝言。結婚式の夜の祝宴の最中に娘は、若者と逃げ、召使いの家に匿われます。

 

 

そうそう、下のパータンが今伝えられている一般的なウィローパターンの絵。

橋の上には逃げる娘と若者、そして追いかけるお父さん。でも上のデザインだと・・・右から左に来てしまっているので・・・娘と若者、逃げていない爆  笑爆  笑

 

召使いの家にも追っ手が来て、二人は小舟に乗り中州に逃げ・・・しばらく幸せに暮らしますが、その後娘の結婚相手に攻められ・・・・若者は戦死。娘も自害。二人は空飛ぶ鳥に・・・。

 

 

どこからこんな悲恋のストーリーが生まれたのだろう~、8月の講座では、銅版画家の松本里美さんが製作した、連作のウィローパターン物語の紙芝居を見せていただく予定。

 

作家さんの目から見た、ウィローパターンとは・・・♪ 感動物の紙芝居なんですよ~アップアップ

 

 

とても有名なパターンの割に・・・サロンのレッスンでは今まできちんと触れたことがなかったウィローパターン。この機会に、古い物も色々見ていただこうと思います❤

 

模様替えも楽しみ。松本さんの作品と、サロンの銅版転写の食器とのコラボレートもお楽しみに~音譜音譜音譜

 

人気作品なので、商品展開も食器から雑貨まで。ウィローパターンでコレクションを始めるのもお勧めです❤

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

我が家でも家族だけの気楽の食事では日々大活躍の銅版転写の食器。Stay at Home 、ときめくキラキラの食器と、実用性があり安心感のある食器と・・・メリハリよく楽しんでいます。

 

Cha Tea ネットショップ https://chatea.ocnk.net/

 

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