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カゼルタ宮殿のバロック庭園、広い広いと噂には聞いていたけれど・・・いやいや、広いですビックリマークビックリマークビックリ。宮殿からなだらかな坂道をあがり・・・庭園の終着部分に巨大彫像または見晴らし小屋、なんていうのが、バロック庭園の基本なのですが・・・こちらの庭園では頂上には何と80メートルの高さの滝が~!!!もちろん、人工的に造った物ですよ-。

 

聞けばヴェルサイユが10キロ先から水を引いてきたことに対抗し・・・40キロ先から豊富な水を引いているとか。水・樹木、自然をすべて支配しようという絶対王政の考え方・・・凄まじいですよね。

 

 

ちなみに、宮殿からこの滝&噴水までは片道3キロの距離。有料のミニバス、そして場所も使えますので、足腰心配な方はぜひそちらをご利用下さい~。私たちはもちろん♪歩きましたよー。途中途中にも、大型の噴水があるので・・・楽しく散策できました。

 

 

そして頂上には、広大な英国式庭園=風景式庭園も広がっています。

こちら、どれくらいの規模だろう~と思って、気軽に足を踏み入れたら、、、広い広い、こちらだけでも、散策に数時間はかかるかと。

 

 

英国・・・と言われると、どこが???という南国めいた樹木も多く、THE英国式庭園という感じではないですが、自然が自然のままに見えるように細工された庭園・・・としては完璧。なんて絵になる風景でしょう~・・・絵はがきのような景色の連続です。

 

廃墟風に造られた洞窟や、滝。私たちが伺った時はテレビの撮影が行われていました。ロケハンの人数の多さから・・・恐らく結構有名なタレントさんがいらしていたみたい。

 

 

そして麓までテクテク降りる道が長い~!!!巨大な宮殿が最初は点くらいにしか見えず・・・カゼルタ宮殿の姿が大きく見えてきた時のホッと感と言ったら爆  笑爆  笑 しかし見えても遠い宮殿よ~。往復6キロ、良い運動ですよね~。

 

市民革命を避けるために、王宮をナポリ市内からカゼルタに移そうと決めたナポリ王家・・・そんな理由なのに、このように素晴らしい宮殿・庭園が造れるとは、絶対王政の時代の王侯貴族の冨と権力は凄まじかったことがうかがえます。

 

造園家はサンクトペテルブルグのペテルゴフに対抗してこちらの庭園を造ったと言いますが、ペテルゴフとはまた趣向が違う感じで・・・向こうはより遊び心があり、こちらは、絶対的な権力を誇示するよりバロック的なお庭に感じました。君主の性格の違いもあるんでしょうね♪

 

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