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エリザベートこと、シシィと、バイエルン王ルードヴィヒⅡ世の関係は先日のブログで紹介しましたが・・・ミュンヘン近郊には、そんな2人にまつわる聖地巡礼スポットがたんまりあるんですよー。

 

今回、時刻表を組むのが大好きな夫が、あれこれ工夫してくれて・・・1日で、主要なスポットをぐるっと回ってみました❤❤

 

色々な方のブログや旅記録を参考にさせて頂いたのですが、車ではなく、公共機関のみで1日で回った例がなかったので、これからの方にもぜひ参考にして欲しいです。

 

まず朝8時、ミュンヘンの中央駅から電車に乗り「シュタルンベルクノルド」駅へ移動。駅前から「961」または「975番」のバスに乗り、ルードヴィッヒⅡ世の遺体が見つかったスポットへ~。

 

浪費がたたり、そして政治に関わらない王は、議会、そして身内にもとうとう見捨てられ・・・クーデターで精神病と鑑定され、ベルク城というお城に監禁されます。監禁翌日の夕方、主治医と散歩に行ったきり戻らず、シュタルンベルク湖の湖畔で2人の変死体か発見されたのです汗汗

 

 

バス停から10分ほど歩くと、シュタルンベルク湖の湖畔沿いにこのような散歩道が。さらに10分ほど歩くと・・・ルードヴィッヒⅡ世をまつった小さな教会と、湖の中にたてられた十字架が。

 

 

実際に遺体が見つかったスポットからは少しだけ外れているとのことですが・・・夢に生きたバイエルン王に合掌。

 

彼が監禁されていたベルク城もここから徒歩15分ほどの場所にあるのですが、残念ながら現在は個人の私有地になっていて・・・外からのぞくだけ。私が訪れたこの季節は緑が生き生きと・・・で、緑に隠され、残念ながら歩道からは城はほとんど見えませんでした。

 

 

ここから船に乗り対岸に渡ることも出来ますが、今回は、来た道を戻り、再び同じバスを使い最初の駅に戻ることにしました。バスは30分に1本あるかないかなので・・・途中のカフェで30分ほど休憩。

 

 

11時ピッタリくらいのバスで駅に戻り、再び電車に乗り「ポッセンホーフェン」駅まで移動。駅中にあるエリザベート博物館は、12時オープンなので、博物館見学の前にエリザベートが輿入れ前までを過ごし、皇后になっても何度も里帰りをしたポッセンホーフェン城を見に行くことに。

一度山を下りる形になりますが、そこまでのアップダウンではないので、小一時間のお散歩コースです。

 

 

ポッセンホーフェン城、何とこちらも今は個人の持ち物で中に入ることはできません。屋敷の周りをぐるり一周して・・・撮影スポットを探しましょう。

 

 

緑が茂っていると若干見にくいかも知れませんが、仕方ないですねてへぺろ しかし、これが個人の持ち物だなんて~。恐れ入ります。

 

 

城の周りには林や、芝生が広がり・・・幼少のシシィがここを走り回っていた姿が想像できます。エリザベートのミュージカルですと「パパみたいに~なりたい~むらさき音符むらさき音符」のシーンですね♪ そして目の前には、シュタルンベルク湖。ルードヴィヒⅠ世の十字架は対岸、十字架は難しいかも知れませんが、教会は確認できましたよ~。

 

 

お城をぐるりと一周して、再びポッセンホーフェンの駅へ。エリザベート博物館はとても小さくて駅舎の中の3室です。ガイドツアーはドイツ語のみ。英語で説明を受けた後は、フリーで見学でした。小物の展示が多いのですが、やはりエリザベートファンにはたまらない逸品も多く・・・30分ほど見学。

 

その後、13時過ぎの電車に再び乗り「フェルダフィング」へ移動。そこから、15分弱歩いて~。

 

 

13時半過ぎに着いたのがこちら。「ゴルフホテル・カイザリン・エリーザベト」。皇妃になってからのエリザベートは里帰りの際にも、数十人の女官、そして警備の人たちもたくさん・・・残念ながら、実家には泊まれなくなってしまいます。その際、皇妃を受け入れたのがこちらのホテル。彼女はこのホテルに二十数回泊まり、そのお部屋はシシィスイートとして現在も残っているんですよ♪

 

 

さてさて、お腹もすいたので、こちらで遅いお昼を。シシィコースがあるとホームページに書いてあったので、とても楽しみにしていたのですが、メニューにない~えーん ホテルの方に聞いたら、今は行っていないとのこと。がっかり汗汗汗

 

それでも、どうにかエリザベートに縁のあるものを・・・と、ドイツのスパークリングワインをオーダー。ラベルにエリザベートのお顔がいます♪ ホテルのオリジナルだそうですよ。

デザートもエリザベートが実際に食べたメニューを楽しんできました↑↑

 

 

ボトル1本を夫婦で空け・・・ほろ酔い気分のまま15時半頃ホテルを後にして、また歩く歩く。ゴルフ場の中を~、再び湖まで。30分ほどでしょうか。エリザベートと、ルードヴィヒⅡ世が、密会に使っていたという「薔薇島」に渡る桟橋が見えてきます。

 

 

湖の浮島。渡し船は、15分に一本くらいありますので、すぐに乗れました。島は本当に小さくて・・・小さな小さな館が1つ。薔薇島というだけあり、薔薇薔薇薔薇が栽培されているのですが、残念ながらもう時期が終わっていました。

 

ルードヴィヒⅡ世がベルク城に監禁されたとき、エリザベートは、その情報を入手し先ほどのホテルまで来ていたんですよ。彼女がその日に食べたメニューも残されていました。もしかしたら、水泳が得意だったルードヴィヒⅡ世が、監視を振り切り、湖を泳ぎ・・・この島まで逃げてくるのを期待していたのかも知れません。

 

 

薔薇島の桟橋から、遊覧船の桟橋まで、湖沿いを30分ほど又お散歩。17時半の遊覧船で最後の最後のスポットへ。湖側から、ルードヴィヒⅡ世の十字架を見ましょう!!!前方右側、1階がお勧めです。綺麗にお写真撮れましたよ-。

 

 

そして、道からはのぞけなかったベルク城も見る!!!ただし、こちらは、十字架を撮影したら、即遊覧船の2階まで駆け上がって写真を撮るとベストかも。私は1階からだったで、やはり緑が茂ってしまい~。でも歩道から撮ったときよりは綺麗に撮れました~。

 

 

「シュタルンベルク」駅の停留所で下船。船着き場から電車のホームまではすぐです。ここからミュンヘン行きの電車にさっと乗り~、19時前にはホテルに到着。とにかく、歩いた1日でしたが、エリザベートとルードヴィヒⅡ世の聖地巡り、1日で無事完了しました~キラキラキラキラ

 

ミュージカルファン同士ならば、歌いあいながらむらさき音符むらさき音符楽しいお散歩の1日になることでしょう。歩きやすい靴でお出かけ下さいね。

 

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