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気付けば7月♪ 一般公開されるまでシークレットがお約束だった、奥日光の旧英国大使館別荘の内部写真をお見せしますね。

 


(素敵なアプローチの小径)

 

こちらの建物は、ヴィクトリア朝時代の在日大使館員アネースト・サトウが別荘として使用していた建物。それを英国大使館が引き継ぎ・・・現在は栃木県に戻されています。今回多額の修復費がかけられ、建物は再建、そして内部が資料館として作り込まれました。

 


(ユニオンジャックの扉、分かります?)

 

こちらが入り口。オープン時は扉は開いているのですが、実は閉めるとユニオンジャックが表れるこだわりの扉です ユニオンジャック

 

そして外観!一見和モダンのようにも見える建物。中禅寺湖側から見たお写真を。3段になっている石垣は、東京駅を建てた建築家ジョサイア・コンドルの助言で実現したとか。サトウとコンドルは知り合いだったそうですよ。

 


(中禅寺湖側から見た大使館別荘)

 

エントランス。私たちの提案で、上部の棚にスポード社のブルー&ホワイトの食器を設置しました。「ブルーイタリアン」という柄で19世紀初頭にデザインされた作品です。器の回り縁のデザインが日本の伊万里焼のデザインに由来しているので・・・英国と日本の分化が混在したこちらに建物にはピッタリでは・・・とセレクトしました。お皿の一部はヴィンテージの作品です。

 


(日光杉の良い香りが館内に~)


1階は、アーネスト・サトウの生涯、そして仮の息子さんで尾瀬の保存に尽力された武田久吉博士にちなんだ展示がされています。博士は英国のキューガーデンに留学もされていた植物学者なんですよ。

 


(大使館寄贈のキャビネット)

 

それを受けて・・・入ってすぐの曲がり角にの大使館から寄贈された素敵な家具の上には和を感じるお花をコーディネート。キャビネットの中には、自然美を感じるミントン社のハドンホールシリーズのプレートを飾りました。こちらはお教室からの寄贈品という形で飾ってもらいましたよ。

 


(改めて見ると可愛いハドンホール!)

 

こちらはアーネスト・サトウの書斎をイメージした展示コーナー。暖炉にはスタッフォードシャードッグを。赤毛のアンの中にも登場する、暖炉周りのインテリアに欠かせない陶器のワンちゃんです。スタッフォードシャードッグには、雌犬と雄犬のタイプがありますが、今回はサトウの書斎ですので、凛々しいお顔の雄をチョイス。

 


(暖炉は昔の建材を使って再現しています)

 

お隣の奥日光の自然美をテーマにした展示コーナーの暖炉には、ヴィクトリア朝を代表するインテリア品のガラスのドームを設置、中には蘭とシダをあしらってみました。真ん中のお皿はウェッジウッド社の作品。こちらもアジアをテーマにした更紗柄です。

 

(鏡の国のアリスにも描写されたガラスドーム)

 

廊下から見た1階の景色、素敵でしょ♪

お仕事が終わって誰もいなくなった瞬間に撮ってみた1枚です。廊下はソファが複数設置されていて、くつろげる休憩スペースになっているんですよ。

 


(なんて素晴らしい景色!)

 

2階に上がる階段の下には・・・こちらも大使館から寄贈された素晴らしいランプを。存在感がありますね。実はこちら、紅茶缶!をランプにした作品なんです。さすが紅茶好きの英国人。上につけられた照明との調和もなかなかでしょ♪

 

 

さて・・・2階については次回の記事で~。2階はさらにワクワク空間になっているので、楽しみにしていて下さい。

 

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