この国で、数週間前、あるピザハット に行った時のこと。。。
それまでは、店内に入るとメニューが置かれていて、それを見て
セルフサービス式ではあるけど、カウンターで注文をすることができた。
~店員がテーブルに注文を取りに来るのではなく、自分でオーダー。
出来上がったものは店員がテーブルに持ってきてくれる。
最後に、お会計。
そのメニューがなくなっていて、店員が「ここ利用は初めてですか?」と
聴くので、初めてではないけれど?と問うと、テーブルを指さして、ここから
オーダーしてください、、、という。
テーブルの端っこにはQRコードがあって、それを読み込んで、スマホで注文して、
そのまま決済(この国でよく流通しているシステムを使う)というものだった。
夫が一緒だったので、夫のスマホで注文し、食べて(決済もして)帰ったけれど、
私のように、スマホを持っていない人は、注文できないのだろうか?
日本でも、なんちゃらペイはいろいろ(表示があって)使えるけどクレジット
カードが使えませんという(現金は使えるけど)店があった。
なんちゃらペイのようなアプリをスマホに入れていない私は、そこでは(現金がなければ)
飲食できないということか???
~私は、クレジットカードなら持っている~
夫も帰国している間のためになんちゃらペイなんてわざわざアプリを取り込まないので、
クレジットカードが使えない店というのは、本当に困った。でも現金は使えるという。
(それなのに現金は使えるという。これ、欧州では時代に逆行か?という印象)
幸い、財布に多少の現金はあったので、飲食はできたけれど、ホントにスマホだらけの
世の中になった。
夫はスマホは持っているけれど、クレジットカード決済や、この国(日本ではなく)に
いる間および隣国での買い物や飲食は、銀行のカード(いわゆるデビットカード式)を
つかっている・・・払ったその場で(自分の口座から引きとされる)銀行のカード決済
となる。
ナンチャラペイなんて必要ない・・・し、そもそも、そんなもの存在しない。
せいぜい、上記のピザハットのQRコード注文のシステムに入っているキャッシュレス
決済のシステム(一種のアプリだけれど、これはこの国で一般市民がよく利用している
銀行数社と提携しているもので即自分の口座を通じて作るもの。いちいちアプリ会社の
何かにチャージする必要はない。このアプリ(自分の口座)を通じての決済であり、
たとえば、友人に立て替えてもらって、後から振り込むというような場合にも相手の
番号(電話番号)を打ち込めばで振り込めるので便利)があるだけだ。
私はスマホを持っていないので、このアプリを使っていないが、友人やどこかに
このアプリを使って振り込みたい時は、相手の電話番号さえわかれば、
夫(のスマホ)から振り込んでもらえる。
私は、私の銀行のカード(及び普通のクレジットカード)があるので、普段は事足り
ているわけで・・・。
~ドラマ「不適切にもほどがある」で、何とか鯖を200個、注文したという
シーンがあったけれど、私は・・・(テレビの中の出来事として笑えても)~
できれば、タッチ画面からの注文ではなく、ちゃんと人間に注文したいなと
思う。
上記のピザハットも、数週間前までは、自分でカウンターに行くとはいえ、店員が
注文を聴くというシステムだったのにな…
当地では、2021年頃から、マクドナルドなどのファストフード店に多いのは、
タッチパネル式で注文・決済。
~スマホの決済だけでなく、カードでも支払える。現金は不可~
できたものは番号でお知らせ、で、自分が取りにくしステムが主流。
たとえば、当地(この市)は、公共交通機関の利用の際、何処の国の人でも持って
いそうな、普通のクレジットカードで利用ができる。スマホにアプリを入れてと
いう方法もあるけれど、私のようなスマホを持たない人間も、公共交通機関の利用が
できる専用のカードがあれば(PASMOのようなものだけれど、お財布代わりにはな
らないが、電車もバスも船も使える)問題ない。
スマホがない人・・・のことも、考えて・・・るよね。
さて、これからの時代:
私のようにスマホを持っていない人間は、、、社会に出て行けないのかな?
買い物や飲食も、できなくなる時代がくるんじゃないかと
~今は現金流通はあっても~、その他、なんでもQRコードをご覧ください、とか
タッチ画面で注文してくださいとか、その上、なんちゃらペイでお願いしますなんて、
~特に日本では、少数派を拾わずに進化・進歩している気配があって~
スマホを持っていないと生きていけなくなる?~素朴な疑問を日々、感じている。
~ 了 ~
読んでくださってありがとうございます。
素朴な疑問をちょこっと…と思ったのに、
ダラダラ愚痴をたくさん書いてしまいました。
そうそう1月に帰国していた間に2回ほど行った『餃子の王将』は、
店員さんがオーダーを取りに来てくれました。
ロボットのような目新しさではなく、人間が”対話”してくれる店の方が
嬉しいです。
*若者や子供=Z世代だろうがなんであろうが~は、タッチスクリーンの
利用を容易くできるのでしょうけど、利用できるかどうかの問題ではなく、
人間と人間が、相対して、コミュニケーションを取る、という点・・・
何でも機械やAIや、そういうものに替えていけばいいのではなく、
人間が人間であるゆえに可能なもの~会話、対話、顔を合せて相手を
見る~というものは、店であろうが親子の読み聞かせであろうが、大事、
必要なことだと思います。