過去録から)2011年4月26日

「だめ、どうしても素直になれないっていうか、素直*になると、

なんだか人間失格っぽい自分になる。

私が私である時、私はこの世に存在しない。なのにどうして人は生きたがる? 

 

所詮、私は”わたし”になれないのか。

宇宙の果てを知ることが、なぜ、それほど大事なのだ?

パーツを換えてまで生きることが、なぜ、それほどに大事なのだ?

執着を手放せと人は言う。なのに、一方で生きろという。

生は執着だ。

悲しくてたまらない。喪失の痛みが押し寄せる。それは執着ゆえだ。

分かっている。しかし、その心痛はやむことはない。

混沌の中で魚が口を開けていた。

永遠にそこから逃れられない・・・私はそう思った。

麻酔から覚めた時、その闇の中の大きな魚のぎらぎらしたウロコと目と口を

私は覚えていた。 」

 

*素直= 他者や周囲に向けて、自分の気持ち、言いたいこと、意見、考えに

 正直になるという意味。

 

 ~ 了 ~ 

 

読んでくださった方、ありがとうございます。

 

この世の向こうと関わりだして、意識や心を求めて、前世の私や、

宇宙の果て~魂や神だの「自分」探求だの、八百万の神と宇宙と、

死生観は永遠の課題・・・という「私」の引き出しの奥を書いた

日記をたまに…見つけて掘りおこした一つ(⇧)です。

 

目を閉じれば、全ては幻・・・

韓ドラを見ていて、ス=ッと意識が遠のく(睡魔に襲われて)時と多分、

大した違いはないのだけれど(苦笑)、違う次元を求めるのは容易ではなく、

考え出すと文字通り”気が狂う”ような感じになります~。

なので、このおもちゃと遊びだすと悲惨なことが分かっているので、

自分が壊れないように、、、引き出しは閉めています・・・。