朝、目覚めて、少し不思議な感じがした。

 

あれは、夢だったのか?

ああ、そうなんだ、あれは夢だったんだ・・・。

 

その夢(思い出している)の中で、母は、寝返りをするようにベッドの上で

身体を動かして見せた。

ほら、大丈夫だよ、と母は、身体をマットレスの上で動かして寝心地のいい

体勢にして見せた。

 

母のベッドの傍らにいる私は、それを見て、ああ、これなら大丈夫だ。

見ていなかったから心配したけど、これくらい動けるなら、十分だよ、

~高齢なんだし、身体が自由にならなくても、動作がゆっくりでもそれは

仕方のない、当たり前のことなんだから~ これくらい動けるなら、よかった、

・・・そう思った。

 

夢の前後は覚えていないけれど、、、確かに私は母がそうやってベッドの上で

動くのを見た。

そして安心した。

安心して眠った。

 

そう、昨晩は肩が痛かったことも有ってよく眠れず、何度も夜中に起きたから。

 

あれは、夢だったのか。。。

 

86歳の誕生日だった昨日、夕ご飯の時間に、ケーキを食べている母の写真が

昨晩、妹から送られてきた。

時差があるから、私が見た時は、まだこちらの夕方になる前の時間だったけど、

少しだけ笑顔の(写真の)母。

良かったね、イチゴ🍓のついた円いショートケーキ。

 

ここ何年も一人で迎えていた誕生日、今年は妹たちが一緒だ。

それだけでもよかった。

 

朝、夢だった、母のベッドのシーンを不思議な気持ちで思い起こした。

あの時は、私が母の傍に居ることを不思議に思わず、ああよかったと思っただけ

なのに、考えてみたら・・・傍に居るはずのない母の様子を現実に見るはずはない。

 

でも、実際に見たように感じて安心したほど、夢に思えないような夢だった。

 

~ 了 ~ 

 

読んでくださってありがとうございます。

昨日の電話の声が弱弱しく、でもその後で写真が送られてきて安心したのですが、

それでもずっと・・・脳裏に・・・気持ちのどこかに弱っていく母のことが

気になっているんですね。

自分で自分を安心させるために夢を見たのでしょうか?

それとも母が、あまりにも私が母に@元気なのかと問うため、安心させようと

夢に出てきたのでしょうか?

肩こりはまだつづいているけれど、物悲しくも少し嬉しい朝・寝起きでした。

昨日の夕方、桜まつりが開催される公園の脇を通ったら、一日中晴れていたおかげか、

桜の枝先がピンクがかって、少し開花しているようにも見えました。

今週もう少し晴れると、週末には五分咲きくらいになるかな、、、と思います。

今日も好い一日をお過ごしください~。