昨日、気分が沈んだまま寝る時間になって、、、
あああ、、、ため息ばかりついていた。
そりゃ、私だって、いろいろ希望はあったけど諦めたんだよ、
我慢してるんだよって、心の中で、ぶつぶつ、ぶつぶつ・・・。
そんな時、メッセージが届いていたのに気が付いた。
地球の裏側、ウルグアイに帰った友人Cさんからのもの。
そこには、私が届けた日本のスナック菓子をほおばる子供たちの写真と、
Cさんが新しい職場の鍵につけた寄木細工ストラップの写真が添えられていた。
彼女と子供たちは諸事情から、ご主人より一足先に昨年暮れに帰国した。
年末年始をあちらで家族と共に過ごしたご主人が、この北の国に戻り、
最終的な二月の帰国の準備をするというので、日本からの土産を言づけた。
「会うは別れの始め」と分かっていても、親しかった人が去るのは寂しい、
幾つになっても分かれは悲しい・・・
特にこの年になると、いつか会えるよね?というさえ、辛い。
とはいえ、こういうのを円(縁)があったというのだろうか、
私たちが日本から戻ったのが12日で、ご主人がウルグアイに向けて
ここを発ったのは15日。
二日しかない、わずかな間だったが、ご主人の職場に会いに行った。
日本の、柿の種やカレーなどが大好きな子供たち。
ほんの少しだけど、荷物に入れて持ち帰ってね、と…。
邪魔になったかもしれないけど、Cさんには彼女たちの帰国前に、予め
日本から買ってきて、ご主人に渡すから~と伝えてあった・・・。
それを届けに行ったら、Cさんのご主人が、彼女からのギフトを私にくれた。
ラピスラズリのネックレス(手工・かぎ針編みで、瑠璃が囲まれている)。
あれ以来、どうしただろうか、とこの半月、時々、考えていた。
日本食をご主人に渡した日、「漆黒の夜のような、深海のような深い蒼、
そしてその満点の星を思わせる石、ネックレスをありがとう~」と
メッセージを送ったけれど、返事はなかった。
そうだよね、手元に届いていないと何が来るか分からないしね~。
三人の息子と大きな黒いラブラドール犬を世話するお母さんであり、
設計士(照明デザイン)であり、イラストレーターでもある彼女。。。
自国に戻るとはいえ、生活を安定させるまでは時間がかかるのは私自身が
何度も経験し、よく解っている。
そしたら、昨夜・・・メッセージが届いた。
カーニバルを見ながら、抹茶のポッキーの箱を握っているのは三男か?
もう一枚の写真には、小さな寄せ木細工に緑の石のストラップ~職場の鍵に
つけたよ、と。
これで、彼女が仕事を再開したことが分かる。
ラピスラズリを彼女が私へ選んだのは、ラピスラズリは、
『良いコミュニケーションや関係(人間関係や周囲とのつながり)性を
象徴している(その特質)』で、「ラピスの性質は、”あなたのよう”だと
思ったから…」と、昨夜のCさんからのメッセージは結ばれていた。
(ラピスラズリについて:日本で紹介されている石の意味や効用と少し違う
ようだが、まあいろんな解釈があるだろう)
ありがとう、、、そんな風に思ってくれて・・・。
もやもやしていた凹んだ気持ちが、おかげで、やんわり・・・落ち着いた。
過去録)
『Happiness is not about getting what we want;
it's about appreciating what we have. 』 by sun-gazing (27.02.2015.
ああそうだった、、と思い出す・・・。
つい、つい、不満や不足を並べてしまうけれど、足りないものを数えても
仕方がない・・・「ここにあるものに感謝しよう」といつも思っているのに・・・。
オーロラも見れないうちにまた冬が終わろうとしている・・・
アレコレ周囲に気を使って(老いのところにかいたけれど、年を取った分、
耐えることも増える~)いるつもりだけど、これ以上どうすればいいの?・・
等々、凹んだ気持ちや放り出したい気持ちを、Cさんからの言葉で持ち直した。
好い友達に巡り合えた・・・
オーロラは観れなくても十分、北欧を味わってる・・・
健康第一、、、、風邪もひかないでこの冬も過ごせそうだ。。。
ラピスラズリは、幸運を招く石で、邪気を払うとか、正しい判断に導くとか
そんな意味がある(日本語で、ググってみたら)そうだ・・・。
まさに昨夜の私に必要な、、、石(医師)だったね。
Cさん、一家が無事に、元気に過ごしていきますように、
そして、またいつか日本に遊びに来てくれますように、、、。
(彼らは、一度は夫婦・結婚前に、もう一度は家族で昨年夏に訪日)
そして、そして、またCさんと会えますように・・・。
ラピスラズリが縁(円)を繋いでくれると信じて・・・。
~ 了 ~
読んでくださって、ありがとうございます。
スノードロップが、顔を出したと思ったら、つぼみが開かないうちに
今朝は霜が降りていました。
それでも、確かに春は近づいています。
地球の反対側、季節は逆かもしれないけれど、空気が祈りを運んで
くれますように~。