ぐんぐん伸びるアマリリス

 

去年のクリスマス時期、花屋で買ったアマリリスの鉢。

クリスマス前にすでに大輪の花を咲かせ、球根から伸びた茎も一本では

なく、クリスマスが終わった後、年明けにも幾つも花を咲かせたアマリ

リス。

花屋の助言に従って、葉っぱがたくさん出て花が終わってから、その葉を

切り、

球根だけにして、半地下(物置)に入れておいた。

それを12月半ば、物置に見に行ったら、球根から薄緑の茎が伸びていた。

ああ、花屋の言った通りだったと、ホッとしたと同時に嬉しかった。

 

今年11月下旬に、スーパーの花売り場で、アマリリスを一鉢購入。

花を活けて飾る代わりに、ドーンと置いた。

思ったより早く花開き、今、四つ咲いている。

この鉢の隣に、物置から出した去年のアマリリスを置いたのだけど、

ぐんぐん、すくっと伸びて、今は、つぼみが膨らみ、赤い色が見えている。

 

今年はもう一鉢、ヒヤシンスを買った。

去年は、クリスマスローズだったけれど、今年は球根のヒヤシンス、、、

色は、おそらく白。

まだ咲かないが、葉が開き、つぼみが見えているのでもうすぐ咲くだろう。

 

今年買ったアマリリス、今、花は四つ開いているが、すでに一つは終わりの

ようだ。

花の赤いいろは、小豆色に近い赤。

根元からもう一本、茎が伸び始めている。

去年のアマリリスは朱色っぽかったので、同じ赤でも少し違うんだな。

 

この国の冬、暖房によって室内はかなり乾燥しているはずだが、ほとんど水も

必要とせず、(水はたまに。)室内の置いておくだけで緑の葉と赤い花・・・

クリスマス向きだ。

 

今年は、生のクリスマスツリー(木)を買いたいと思っていたけれど、

あきらめた。

生のクリスマスリースも、迷っているうちにクリスマスが来てしまった。

 

まあ、リースは🎍代わりに正月に向けてこれから買ってもいいかな。

リースを室内に置くと、グリーンの香りが好い、と知人が言っていた。

生のクリスマスツリー(木)を室内の置くのを好む人には、そういう理由も

あるだろうな。 

風物詩ともいえるだろうか、11月下旬くらいから、クリスマスツリー屋

(毎年この時期に業者が売りに来る)が街のそこここに出る。

”JULGRANAR”~  クリスマスの緑(の木)。

夏にイチゴの出店がでるように・・・。

我が家のすぐそこ(裏手の信号を渡った道の向こう側)にもクリスマスツリーを

売る店が毎年でていたというのに・・・。

北欧のここでは、残念ながら実現できなかったけれど、、、

~子供の頃、何年もそれが叶っていたのだから、イイじゃないの、、、と

自分に言い聞かせる。お父さん、ありがとう。

 

クリスマスツリーは、父のおかげで、私の”クリスマス”にはかかせないもの

になった。毎年、山に行って小さな杉の木を切って来てくれたから。

クリスチャンでもないのに、、、、。

でも、木を飾って愛でるのは、宗教・信仰とは少し違うと思える。

夏の日差しを浴びた緑の木が、冬もたくましく緑を保って立っている、、、、。

そこに凍てつく暗い冬を次の夏を想いながら、乗り越えようという気持ちが、

ツリーを飾ることで、長く暗い冬を少しでも明るく過ごそうという気持ちが、

あるんだろうな~と思うから。

 

今年もホワイトクリスマスだった。

リンゴの種などを少し撒いておいたら、ブラックバード(おそらくメス)が

やってきてついばんでいった。

知らない間に、動物たちも庭を横切り通っていくようだ。

姿は見えないから、はっきりしないけれど・・・。

冬は雪の上のその足跡を見つけるのも楽しい・・・。

 

連休は明日で終わる・・・。

 

~ 了 ~ 

 

読んでくださってありがとうございました~。

今年は、夫が仕事の関係で連休返上で毎日数時間出勤・・・。

歯の治療後ということもあり、クリスマスディナーを創る元気もなく、

(去年はしっかりハムを焼いた)買ってきた、すでにスライスしてある

クリスマスハムで過ごします。

その代わり・・・今年は、イタリア食材店から、ミラノから輸入された

パネトーネ(かなり大きい)を買ってきたので、それを味わっています~。