12月6日(水曜)
靄がかかる海、、、大きな客船が航行する。
朝も、入港時間、霧笛が聞こえた。
今日は、昼になっても霧〜靄は晴れなかったようだ。
午後2時、少しの晴れ間、水辺まで散歩に出た。
どこかから白鳥の鳴き声がした。
向こうでカンカンというか、とんとんというか、、、
金属を叩いている感じではないが、木槌を打ってる感じでもない、
半鐘か?
そんな音がしばらく響いたと思ったら、水面水面が波立ってきた。
子白鳥二羽を連れた番い、計4羽が水をゆく。
子白鳥は「醜いアヒルの子」の物語通り、まだ灰色の羽に覆われている。
白鳥たちもうまく波に乗って泳ぎ進む。
泳いできたのとは別の白鳥の家族(親子連れ?)。
この餌場が好きなのか、もともとここをテリトリーにしているのか、
寒すぎるのか?別のところに行こうとせず、この窪みから動かない。
餌場に着くと彼らは、ひっくり返って、お尻を水面の上に出して、
何か食べているようだ。⬇️
呼吸すると鼻毛も息で凍る、
吐く息も直ぐに冷たくチリのような氷粒になる。
寒すぎると、鳥たちも枝から枝へ飛んではみるものの、できるだけ
低空飛行で短距離のようだ。
残っている木の実を啄みにきたのだろうけど、食べもせず、
じっと動かない。
寒いのだ。
元気なのは、犬。。。
散歩に連れ出してもらい、喜んで跳ねている。
私も悴む手をポケットに入れたり出したりしながら
写真を撮り・・・、天を仰いで深呼吸・・・。
鼻毛がぱりぱりするので、思い切り吸い込むことはできないが、
それでも新鮮な空気をできるだけ取り入れたい、そんな想いだ。
あっという間に日が暮れ、暗くなる。
不思議なものだ。
太陽が薄い雲(霧)の上に出ているのと、日が落ちてからとの
暗さというのは違う。
マイナス12度・・・
それでも、薄日の靄のかかる海辺の散歩、来てよかった。
~ 了 ~
読んでくださってありがとうございます。
水曜日のことをようやく(土曜の朝の今)投稿です。
木曜から気温がプラスマイナス1度くらいになりました。
その分、ふわっとした雪が、降っても、ぺしゃんこに・・・。
良い週末をお過ごしください。