私の人生で、、、あったような、、、
あまり、なかったような、、、
あまりないからこその、、、セレンディピティ(偶然の発見、産物)
なんだろうけど(苦笑)。
今月初めから半ば過ぎまで、NZ在住の娘が日本に帰っている。
(こちらには来ない…。遠いし、航空運賃高いし、パパやママより先に逝き
そうな日本にいる爺婆に会う方が先、という理由)
今年の初め、有給休暇が溜まっていたので、上司から取るよう(消化するよう)
に言われ、それで二週間強・・・。
そう、彼女が10月のこの時期に日本に行くと決めたのは今年の前半、
3~4月だったと思う。
パートナー氏も、有給休暇を使って・・・仕事を休み・・・日本へ。
そしたら、7月のある日、娘の小学校時代の友人H君から連絡が来て、
「9月~10月に日本に行くことになりました~出張です~。その頃、
どこにいますか?」と・・・。
私たちが転勤族(数年ごとに引っ越しする)であることは知っているので、
その頃、日本にいるなら、会いたいです~と。
娘とはすでに連絡を取り、彼女が10月に日本に帰ると知り喜んだらしい。
H君のご両親は今、米国に住んでいて、車で3時間ほどの距離。
2年ほど前まではヨルダンに住んでいたが、お父さんの退職後、お母さんの
故郷である米国VTに引っ越した。
彼らは、娘の小学校時代、お世話になった同級生の父兄の中で、私が現在も
消息を知っている数少ない家族の一つだ。
おそらくH君は、ご両親より一足先に、仕事の関係もあり米国の東海岸を
拠点にした生活を始めたらしかった。
さて、H君、仕事の関係で9月後半、来日したわけだが、うちの娘が日本に
到着したのは約一週間前。
そして、この週末、再会した。
私たちがヨルダンを離れ帰国してから、一度、ヨルダン再訪したことがあり、
その時、私と娘は、数泊、H君宅にお世話になった。
その時以来の18年ぶりの再会。
嗚呼、、、、大きくなったね~。
SNSを通じて、写真の顔を見てきてはいるけれど、娘と並んだ写真を見ると、
その月日の長さが実感できる~。
このH君、今回、うちの娘だけではなく、2014年に大学を卒業して以来の
日本人の友人(よく一緒にサッカーをしていたんだって~)とも東京で再会。
その他、(日本人ではない)二人の大学時代の友人たちが日本にいると判り、
こちらも東京で再会できた。
まさに Serendipity ・・・と彼は喜んでいる。
どこかで何かの偶然で、、、、ああ、ちょうど再会できる~できた~なんて
こと、会ったかな?とふと考えて、
ああ、豪州人の親友と呼べる友人が2018年、日本に修学旅行生を引率して
やってきた時、私もちょうど日本の生活時期(2016~2020)だったので
会えたなあ~と、、、思ったけれど、今回のH君の場合は、特にうちの娘とは、
普段東京にいない彼女と、しかも双方、限られた滞在期間で、18年ぶりの!
再会が叶ったというのは、素晴らしき偶然の賜物。
H君が、歓喜するのも解る。
もちろん、今回は、彼ら友人同士の、”いつどこで会おう”と計画したわけじゃ
なかったけれど、H君が偶然にも、日本に出張で滞在することになったことで、
4人の友人と”再会”できたことを”セレンディピティ”と捉えているわけだが、
世の中、、、ああ、こんな出来事があった、まさに偶然の産物!ということ、
あるんだろうな・・・。
牛乳を皮袋に入れて、、、揺られ揺られて、開けてみたら、中の牛乳は
ヨーグルト状になっていた・・・とかチーズになっていた~とか、
昔の人の食の発見も、セレンディピティ・・・か。
渋柿を干したら・・・甘くなったとかも?
何かに誘われて、行ってみたら、とても気に入って、とか、
いろんな”偶然の産物”、思いがけない発見や幸運を得る(感じる)は
きっと…意識していなくてもあるんだと思う。
セレンデイピティの女神 ~という言葉をどこかで読んだ気がする。
(もともとのこの言葉の意味には女神は関係ないけど)
芸術の才能が見いだされた人は、セレンディピティの女神の導きだった
とか~ね。
思いがけない・・・繋がり・・・偶然と思わなくても偶然の出会い。
幸せの種も、一応撒いてみる。どんな花が咲くか分からなくても、花が
咲いたら、ああ!素敵・・・。そういうものかもしれない。
~ 了 ~
読んでくださってありがとうございました~。
やはり私は、偶然の産物でさえも食い気…食欲の秋・・・のようです。
ここでは柿は売っていますが、さすがに干し柿は、ない・・・。
あ、私の発明ではありませんが、試してみたらすごく好きになった、
(産物という?、自己発見ではある)もの、それは、バナナとベーコンの
組み合わせ。 昔、南アで食べた時(クレープの中に、バナナとベーコンが
巻かれていて)、メープルシロップの甘さも相まって、この組み合わせ抜群に
美味しい!と思った。いろんな店で出しているメニューだったので
南アではっ珍しいものではなかったようだ。その後、ニュージーランドでも
同じようにパンケーキに、バナナとベーコンとシロップがかけられたものが
あり、おおお!と歓喜した。それこそ、10年ぶりに。
日本ではふつう、お目にかからないですから~(笑)。