金曜から風が強い。
風速30Kmとの予報。
ウェリントンでは、このくらいの強い風はよくあったが、
ここでは、、、おお!強い、寒そう~と思ってしまう(笑)。
土曜の午後、裏庭のお隣さんは、彼らの裏庭の端にある木の枝を切っていた。
ウィーンと唸る機械の音は、芝刈り機ではなく、木の枝を切っていたチェーンソー。
業者を呼んだようだ。表に車が止まっていた。
植物が眠りにつく冬の前、、、枝打ちをしたのだろう。
今日、日曜の午後、裏庭のお隣さんは、トランポリンを片付け始めた。
網の部分を取り外し、残るは枠組みだけだ。
偉いなあ~。
P氏は、よく働く。
そういえば、水曜だったか、P氏と夫人のSさんは、二人で庭の畑(花壇)の
手入れをしたり芝刈りをしていた。
着々と冬に向かっての備え~夏の終わりの片づけというべきか。。。
郊外の道路の両わきには、ロールベールサイレージをよく見かける。
そこら中に散らばってあるというべきか・・・。
すでに草は刈られ土を掘り返したような場所もあれば、まだ緑の青々とした
草が残っている土地もある。
今、緑の場所も徐々に、雪の前には刈り取られるのだろう。
今日は久しぶりに、二時間ほどの距離にある”泉”(自然保護区)に行って
きた。何もない・・・泉と森しかない、、、簡易トイレだけがある場所。
親子と思しき人たちが、水と木々を正面にピクニックをしていたが、
周りには木々の葉の音以外、何の音もなく、泉ゆえ、水の流れる音さえ
しない。
この夏は雨が多かったせいか、泉の水の広がりも大きいように思えた。
木々の葉が落ち、水面を覆っていたが、水は澄んだまま。
一周して、水車小屋に近づいたころ、パン!と乾いた音。
そしてバリバリという、、、枝が折れたような音。
”犬を連れ猟銃を構えた人”の看板があったので、狩の銃音か・・・。
いつもの散歩コースよりも、静か・・・。
森は、木々が葉を落とした分だけ陽が射しこみ、苔の緑が照らされて
いる明るい場所は、まるでおとぎ話の妖精が出てくるシーンのようだ。
秋は足早に、時には強く吹く秋風のように通り過ぎ、周辺の色を変えていく。
~ 了 ~
読んでくださってありがとうございました。
日本の紅葉とは少し性質が違うので、比べることはできませんが、
まずは赤が色づき、そして黄色、黄金色が加わり葉が落ちていく、
この国の紅葉もキレイです。