ネットフリックスで見ることのできるドキュメンタリー(少々ドラマ入り)
番組、2020年制作『監視資本主義、デジタル社会がもたらす光と影』。
私が最近読んでいる「スマホ脳」と共通する見解も出てきた。
”(スマホ、SNSを触りたい、使いたいという)欲求はドーパミンの
分泌に直結している” と、スタンフォード大学(医学部)薬物依存症病棟の
医長が答えている。続けて「人類の数百万年の進化はその仕組みが基にある」
と、なぜ人々がSNSから離れられないかを解説してくれてている。
この番組の存在は、以前から知っていて、途中まで見たことは有ったが、
なんとなく(このままでは世界が崩壊しそうで)怖くて観るのを途中でやめて
いた。が、今日、もう一度最初から見ていたら、⇧「スマホ脳」と同じことを
語った人が出て来て、ああ、やっぱり…と、変に納得。
この番組の最後に、ドキュメンタリー部分=スマホやSNSを作ってきた、
制作者・発明者・会社側の人たちがインタビューに答えている=の登場者が
それぞれ、自分や自分の子供・家族のSNS使用について答えている。
A氏「テック業界の人は、子供にSNSを使わせない」
B氏「SNSは使わせない」 ~それは家庭のルールですか?と問われて、
B氏「ええ。」
C氏「(SNSは)大好きだよ。でも子供には使わせない」
D氏「私は三つのルールを作った。研究結果に基づいているし、守りやすい。
一つ目は、寝室に電子機器を置かないこと。寝る30分前には電子機器を
外に出す。二つ目は、高校まではSNS禁止。(SNS使用は)16歳まで
は待つべきだ。高校生になるまで待とう。三つめは、時間を予算化すること。
子供と相談する、”電子機器の利用は何時間が適切だと思う?”(すると案外)
妥当な答えが出る。」
E氏「SNSを辞める(つながりを)。だが、数人でいい。数人が止めるだけ
でも意味がある。世論操作されていない人が十分に集まれば、社会の諸問題
に対してきちんと議論できる。束縛から解放されよう、世界は美しい、外に
出よう!」
[ Let's have a coversation about fixing it. The SocialDilemma.com]
~と、番組の最後に表示された。
余談)
SF作家の言葉:
『Any sufficiently advanced technology is indistinguishable from magic.
--- Arthur C.Clarke』
” 十分に高度な技術は魔法と区別がつかない”
~確かに、、、私なんて、どうしてテレビが映るのか?どうして電話で遠くの
人と話ができるのか?しかも海を隔てた人とだって通信できる。仕組みはいま
だに分からない。説明されて分かったような気になっていても、じゃあ、
自分で説明しなおしてみて、と言われたらできないし、自分で電話やテレビを
作ることだってできない・・・つまり、解ってないってことだもんね。
インターネットだって、さらに不思議だよ・・・。
そういう点で、それらは”魔法”と違わないって言われたら、確かにそうだよな
って思う・・・。
~ お終い ~
読んでくださって、ありがとうございました~。
そして、
スマホやタブレット、それらのスクリーン(ブルーライト)、SNS、の使い
過ぎ、使い方に注意しましょう~。