過去録)

 2015年4月21日 

『 Help people , 

 even when you know that they can't 

  help you back.』 by Sun-Gazing 

 

  =「人には親切にするように(人助けを躊躇わないで)、

 たとえ、その人があなたに、その恩返しができないと

 わかっているとしても・・・。」 

 

 

2011年4月24日の日記 

「生きるって、悲しい。待つっていうのは、長い。

 自分であることは、孤独。生きている喜び、それは、

 悲しみに気づかないか、ただ蓋をしているだけ。 

 あふれ出て、蓋がとれてしまうこともある。 

 ああ、きれいごとなんて、たくさんだ。

 自然も愛もすべては失われる。 

 誰かこの世という名の呪縛から、目を覚まさせておくれ。」

 

 

2012年4月23日 の日記

「蕎麦をゆでるお湯を沸かしている間に、お茶漬けをすする・・・。

 玉子を溶いたら、手が痛くなった。

 手ってすごい。」

 

~ 2011年暮れに、ちょっとした事故に遭い、右手を傷めた。

 そのため、重い荷物を持ったり、長時間負担をかけると、痛む。

 痛いなって思いながらも、「手」はいろんなことをしてくれて、

 いろいろ耐えてくれて、「手」を使うことのありがたさを感じていた。

 

2013年4月25日の日記

「アンザック・デー(※)、今夜は満月。

 Anzac Day Fullmoon. 来年は、この月をどこで見るんだろう。。。

 月は、姿を買えるけど、でも、それによって私たちに、同じものでも

 変化すること、そして、それは、また戻ることができるってことを

 教えてくれている~って思う。」

 

※Anzac Day = 豪州、ニュージーランドの第一次世界大戦のガリポリの戦いに

 参戦した兵士たちを偲ぶ記念日 

祝日。 

 

2018年4圧23日 の日記

 「 ”故郷は遠くにありて想うもの” 」

 

~ この年は、ゴールデンウィーク前に娘を訪ねて京都へ。

その後、郷里の新潟へ。

今、北欧に居て、ゴールデンウィークの頃は、山菜採りに行ったり、

山でおにぎりを食べたり、実家で柏餅を食べたり、、、そんなことを

想う。おばあちゃんが、風呂敷一杯のワラビやゼンマイを採ってきた

中に、細い若い竹のことがあると嬉しかったなあ~。

 

 

2012年4月30日の日記

「 ネコ(=^・^=)になれない ねこだから、

 だから、わたしは 鳥になるの。

 だから、わたしは モグラになるの。」

 

  * 家族の中での、私のニックネームは”ネコ”。

 でも、バッジィ(鳥)だったり、モグラだったりもする。

 猫の自由気ままな気質に憧れつつ、そう、成り切れない自分を

 持て余していた~飛んでいきたい、潜って隠れてしまいたい

 あれこれ考えていた頃(↑↑)。

 

 

 2013年4月30日 

 「冷静になろうと努めても、気がかりが在る時、気は休まらない。

 ”気が気じゃない”という言葉の意味を実感…している今。」

 

 *娘のことが心配だった⇧⇧頃。彼女の”不安症”が、どう転ぶか、

  あの頃は毎日、心配だった。

  朝起きるたびに、一日、無事であるように祈った。

 

 

 2018年4月30日 

 「一週間も,"日常"を離れると、人とのつながりや関わりのある場所の

 ことなど、まるで別世界に思える。 

メールの受信履歴を見て、驚愕…我に返る(帰る)~{泣く(´;ω;`)ウゥゥ 

 でも、ネコの休日は続く~{笑} 」

 

 ~ ⇧の京都+奈良の旅行の合間に、メールのチェックなどをした。

 ゴールデンウィークはまだ続き、私(ネコ)の休日も続くけど、

 SNSやメールから少し離れただけで、世界が変わって感じられる。

 今(2023)、通信デトックスが必要だなって思っているのと共通している。

 

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2023年5圧1日

 京都、奈良へ小旅行・・・ それが喩え一泊二日でも、

 日常を離れて、ちょっと違う景色を観るたけでも楽しかったなと思う。 

 2009年4月に父が倒れて入院してから、時間(待つということ)の

 捉え方が、また一つ変わったように思う。自由に動ける自分と、

 ベッドに横たわっている父と、、、その父が発した言葉が痛かった。

 

 大人になったとはいえ、それで楽に生きられるわけじゃない。

 年を取ればその分、気づく柵や周囲との関連性から問題も増える。

 子供の成長とともに、見えてくる違った問題も増える。

 自分がその問題を抱えきれないと感じることもあるけど、

 時に、そこから離れ息抜きをしてみる。

 そして、自分の位置を見直すことも大事だろう。

 

 そんなあれこれ、、、場所も年も移ろい、気持ちも変わる。

 今、北欧に居て、去年は火祭り(春の訪れを祝う”Valborg ”を観に

  行けたが、今年は行くことができなかった。それもまた仕方がない。

 来年はもうここにいないかもしれないが、一度でも見ることができて

 よかったと思う。凍り付く、暗い冬が過ぎ、春がやってきたことを

 喜ぶ、素朴な火祭り。 

 日本の桜の花見のようなお祭り気分や華やかさはないけれど、春を喜ぶ

 歌を歌い、火を焚いて、日が延びたことを喜ぶ素朴なお祭り。

 いつまでも、たとえITがますます広がっても、地に足をつけた、この自然の

 季節と時間の営みをそのまま受け止めるスウェーデンの人々の気質と

 伝統が残るように願う。 

 

 ~ 了 ~ 

 

 4月30日の夜は、毎年その火祭り(Walpurgis night)があり、地域

 ごとに夕刻(7~8時前後)に薪を炊く。普段は、この時間にはもう

 ベッドに入っている子供たちも、マシュマロを木の枝に付けて、焚火に

 やってくる。5月1日は、メイ・ディ(祝日)なので全国的にお休みだ

 から、親も子も安心。  

 この日が過ぎてもまだ寒い日はやってくるだろう。

 それでも、この春の訪れを祝う日は、とても大事なことらしい。

 読んでくださってありがとうございました~

 こちらもいよいよ「春」です。