2012年3月24日の日記

『 Judge each day 

 not by the harvest you reap

but by the seeds you plant..』 

 by Robert Louis Stevenson 

 

= 「その日(一日がどんな日だったか、)のことを判断~算段する

  時には、その日に何ができたか(何を得ることができたか)

  ではなく、あなたが何をしたのか(今日、花が咲いてなくても、

 もし種をまいたなら、いつか花が咲く~まだ先だけど)によって

 決める方がいい」

 

~一日一善というわけにはいかないかもしれないけれど、ちょっとした

親切が誰かの役に立つ・・・とか、自分のしたことが何か相手に喜ばれ

るとか、そんなことができたら、その日は、良い日にちがいない・・・。

(邦訳:ブログ筆者)

 

 ーーーーー ーーーーー (そして、⇩ 最近)ーーーーー ーーーーー

 

火曜日と水曜日のことでした・・・

思いがけず(火曜日は買い物に出かけようとドアを開けたら、大きな段ボールが

一箱。そして水曜は夫が帰宅したらドアの前に・・・大きな段ボール二個)

また荷物が我が家の玄関ドアの前に黙っておかれていたので、誰宛か確認し、

それを届けたのだけど、届け先は、二階でも半地下でもなく、うちの前の

大家さんのガレージに隣接されたフラット。

 

去年、増築(?)された~車庫から繋がっている(ワンルームの、大家さんが

フラットと呼んでいる)”離れ”のようなお部屋。

ここには現在、大家さんの高齢のお母さんが現在滞在中。

 

普段は、南の方に住んでいるのだけど、年末に転んで、大腿骨骨折か何かで

急遽(あちらで入院手術後、回復が遅れ、おそらく南の方には世話のできる

家族・親族がいない?)ここまで(飛行機?)搬送され、大家さんの住んで

いる地域の大きな病院に入院していたのだけど、いよいよ退院となった。

それで、、、(ケアホームに入るのかな?と思ったら)こちらに滞在。

 

初めて会う大家さんのお母さん・・・

私たちが今、借りて住んでいるこの家の、前の持ち主(今は大家さん名義)。

火曜日に荷物を届けた時、聴いた話によると、合計4階建ての大きなこの家に、

60年以上住んでいたのこと・・・。確か、御年90歳。

1927年に建てられたものだから・・・ほんとに当時から住んでいたのね。

 

退院してきたとはいえ、車椅子のお母さん・・・(以後、Gさん)。

キレイな白髪というかグレイヘアで、なんというか、、、日本でいうなら

江戸っ子気質のような、、、印象を受けた。

 

さて、今日、一日、どんな日だったか???

特に何が好いことがあったとか、いいものをもらったとか、そんなことは

なかったけれど、火曜日も水曜日も荷物を届けてたおかげで、大家さんの

お母さん、Gさんに会う機会を得た。

何の種まきというわけじゃないけれど、また何かおしゃべりする機会があると

いいなと思っている。

 

この国が、社会保障や社会福祉政策でぐんと世界をリードする変化した時期を

体験してきた年代の人だから・・・。

 

雪の上に置かれていると段ボールの底が傷んでしまうということもあり

届けたけれど、Gさんは、私が(アジア人、小柄ですし)段ボールを

抱えて玄関を開けた時にはびっくりしたようで、水曜日は、何度も何度も

「重いものを持たせて、申し訳ない。体は大丈夫?」と聞いてくれた。

 

確かに、腕を回しきれないくらいのサイズの段ボールで、しかも(実は)

けっこう重かったのだけど・・・放っておくわけにいかないですしね。

 

今日一日、何をした???

荷物を隣に届けた・・・。

買い物に出かけたら、ソリを引いてもらって幼稚園から帰る子供たちを

たくさんみた・・・楽しそうだった~。

ソリを引く、お父さん!がんばれ~

そんな日常の小さな一コマ。。。

 

小さな一コマの小さな種が、大きな思い出になるんだろうな・・・。

 

~ 了 ~ 

 

読んでくださってありがとうございました。

今日は、日差しが出ています。雪は融けかけたのが凍って、ガチガチ!

昨日(木曜)は、朝だけ晴れてたけど後は曇ってしまって・・・。

明日から4月・・・日差しの眩しい、春が、、、近づいています。

 

蛇足)

大家さんは車で20~25分の今住んでいるところから日に一回程度、

Gさんの様子を見に来ているようですが、~そうかとかといって、大家さんが

来るまで、荷物を我が家の玄関前に置きっぱなしにはできないです。

まあ雪が降らなくなれば、届けるのも預かるのも楽になるから、さして問題は

ないです。これくらいのお手伝い、親切と呼べるかどうか程度のことですが、

90歳のGさんが、その荷物を無事、受け取ったことで喜んでくれるなら、

それは良かった…そう、それだけです。

 

そうそう、さきほど、大家さんから「ありがとう」の電話が来ました(^^)。

いえいえ、どういたしまして…。

おかげで、この国の福祉についても少し知ることができそうです~

こちらこそ、ありがとうございます~♡