三月に入って、よく雪が降っている。
降雪というだけではなく、細かい粉雪が風に飛ばされているようなのに
数センチ以上の積雪となること数回・・・。
今年のイースターの連休は、4月7日(グッドブライデー)からなので
3月の今は春が来たと言えなくても気にならないようなところもあるけれど、
果たして…実は、昨日(3/26)日曜からこの国は夏時間となった。
日本との時差が一時間縮まり、7時間。
夏時間なのに、春まだ遠く(浅く?)、雪が降る・・・。
しかもどんどん日は延びていて・・・(夏時間にしたくなるのも納得)、
ああ、冬の暗い時期は過ぎ去ったのだ、、、と思うのに、雪が降り積もり、
風は冷たく、寒い。
せっかく復活してつぼみが開いたと思ったスノードロップも今朝は
再び、雪に隠れた(埋もれた)。
~やっぱりクリスマスローズを直植えにするのは、イースターの連休頃になるかな。
さて、今朝、夫の出勤を見送った時、新しく二階(&三階)に入居した
家族の”奥さん”(以後、Fさん)に会った。
彼女は、例によって車の上の雪を払う作業をしていて(出勤前?)顔が合って、
「へいへい~」(※)と挨拶できたので、一応、私から名乗った(苗字ではなく名前)。すると彼女も名前を教えてくれて、
「近いうちに、あいさつに伺おうと思っている」と言ってくれた。
この国では、引っ越してもそういう挨拶はしない(ことが多い)と聞いていた
ので、意外だったけれど「近所の人と顔を合わせるのは良いことだと思うから~」
と彼女は言った。
そうよね・今後何か、お互い助けが必要なこととか、あるかもしれないし。。。
両親と小学生の子供二人(兄妹)・・・の彼ら。
先週のある日、子供のおばあちゃんらしい人が、子供を学校に迎えに行き、
一緒に帰宅したらしい姿を見かけた。あの子は、小さい方の子かな。
うちの夫は、ちょうど引っ越しの直後辺りに、ゴミ捨てに出ていた”旦那さん”に
庭で出あって、名前は聞いて(姓ではなく、名前)いた。
これで、二人の名前は分かった。苗字は・・・家の門の郵便ボックスにすでに
前のP氏たちの苗字の他に(しばらくは郵送物が来るかもしれないからだと思う)、
新しい苗字が張られていて、分かっていた。
日本人同士だと自己紹介はだいたい苗字で、初対面の相手に、自分の”名前”を
名乗ることは(特に大人)滅多にないだろうけれど、外国人相手の場合は、
ほぼ9割・・・名前(英語でいうところの、ファーストネーム)を伝える。
先日知り合った韓国人女性とも、結局は、自己紹介で姓名を伝え合ったものの、
呼んでいるのは名前の方だ。
そんなこんなの、雪の週明け。
うちの外壁の寒暖計、午前七時、-4度だった。
太陽が昇り、薄い雲を通して陽が注いでいるせいか、10時半過ぎには-1
まで上がった。
もちろん春でも、雪は降る。
だから、、、イースターはまだだけど、そろそろ冬は終わり、、、と思っても
いいのも知れない。
~ 了 ~
まだまだ小雪粉雪が吹雪いています。
天気予報で、いつもと違う寒気の入り方なのか、南の方では気温がもっと
低くなっているなんて解説していたような(言葉はわからないけれど、図を
見れば、予報や気温は分かる)・・・。
読んでくださってありがとうございました~。
※「ヘイヘイ~」というのは、この国での、英語のハローとか、ハイ!に
値する、気軽に”こんにちは~”と挨拶する時の言葉であるが、
英語圏や英語を使うことが長かった私は、ヘイ~とか、ヘイヘイ~と言うことが、
初めは苦手だった。
「ハイ~!」に比べて、ヘイ!は、例えていうなら、
「ねえ、ちょっと、お願い~」という具合名前しかける時に、
ハ~イ(ハイ)は、親しみがあって、柔らかであるのに比べ、
ヘイの方は、「お前、これをしておくんだぞ!」と相手に命令するような口調で
(若者同士が、挨拶をする時にもよく聞くけれど)どちらかというと西部劇的な
、、というか、そんなイメージがあったせいか口に出しづらかった。
けれど、”郷に入っては郷に従え・・・”、もう、すっかり慣れた・・・。
あの、お土産の”ダーラナ・へスト(馬)”に慣れたように~(笑)
そう、、、確か、フィンランドも「ヘ~イ」を使うと思う・・・
フィンランド語のありがとうは「キートス」・・・これはこの国とは違うけどね
(苦笑)。
=おわり=