アイスクリームを買うために、近所の、Pスーパーへ。
このPスーパー、全国チェーン店で、けっこう大型で価格も安めの店。
ま、庶民のスーパーの一つ。

外国にきて、自分好みの美味しいスィーツに巡り合うのは、
けっこう大変だと、解ってはいても、ついつい、、、
見た目で「食べたい」と思って、買ってしまうことも多い。

今日、このPスーパーで、娘が、「おいしそう~」と目を付けたのが
エクレアだった。
1個 約100円。

見た目は、ホント、よくあるエクレア。
(日本のも、ニュージーランドのも、似ている 同じようなエクレア)

一個買って、帰宅して、それを娘と半分にして食べようと~。


三口が限界でした。


チョコレート部分は、チョコレートではなく、チョコアイシング、
クリームは、生クリームではなく、バタークリーム。
(まあ、、ニュージーランドの場合、美味しいバタークリ―ムの
エクレアもあった)
まず、娘がナイフで半分に切り分けた時、
「あ、チョコじゃない。アイシングだ・」と・・・失望感をあらわにした。
私も、端を一口かじった時、ジャリ~っという砂糖の味がしたので
チョコレートのなめらかさと アイシングの違いで、娘が
がっかりしたのは、よく分かる。
まあ、そのくらいは、我慢できるとして・・・。

ただ、ダメだったのは、クリームを含めて、一口 食べてみた時の、
口の中から鼻に抜けた、不思議な味・・・。

まるで牛乳が乳製品になる過程で匂って来るような、
発酵の味・・・。(書きたくないけど、いわゆる、嘔吐の匂い)

私の気のせいか? と思って、じ~っとしていたら、
横で娘が、
「まずい!」と声をあげた。

これ。美味しくないよね、~ という程度の感想なら、
よくあることだ。

でも、今日は、「まずい」 と、とっさに出たようだ。


二人で顔を見合わせ、「ちょっと、これ、不味い
(食べきれない、&食べたら、やばいかも) よね?」 と合意。


賞味期限は、実は11日。 ってことは、まだまだ先のはずで、
何も腐っているわけではなさそうなのだけど、
どうしても、食べつづけようとは思えなかった。


この国では、食べ物も満足に買えない人たちも多いので、
食べ物を捨てるというのは、極力避けたい。

けれど、申し訳ないが、今日は、
「ごめんね、エクレア 」 となった。


もう、2度と買わない。

Pスーパーで、こういう甘いものを買ったこと自体、我が家では
珍しいことなのだけど、、、、普通のポテトチップスやアイスクリームとは
違って、自社のベーカリーで製造しているらしい ああいった
スィーツは、やはりその店によって、材料から、味や食感、保存方法が
異なるので、残念ながら、Pスーパーのショーケースのスィーツは、
(見た目は良かったのだけど) 我が家向きじゃないと、
再認識したのでありました。


・・・・ このエクレアにしようか、隣の、クリームが挟まっているドーナツに
しようか、迷ったのだけど、おそらくあのドーナツのクリームも、
生じゃなくて、バタークリームだったんだろうな・・・・



<おしまい>