12月1日は、エイズの日(撲滅)なんだけど、
ニュージーランドは一足早く、11月30日に街灯に立ってのキャンペーンが
行われていた。
募金をすると、赤いリボンがもらえる。
免許の書き換え(更新)があったので街に出た時、
ちょうど、その赤いリボンを持った(募金のバケツを持った)人に
あったので、募金をして、リボンをもらった。
そこから、次の目的地、在留証明をもらうために大使館へ歩いたのだけど、
その途中、同じ赤いリボンを付けている人に、一人も!合わなかった。
普段、ポピーの日や、水仙(癌撲滅)の日などは、いくらでも、そのリボンや
花を胸につけたり、カバンにつけたりしている人をみるのに、
数百メートル(1Kmはないと思う)の間に、一人もあわないなんて・・・・。
それどころか、後で帰宅する途中、車を止めた場所から、帰宅するまでも、
その赤いリボンを付けた人を見なかった。
娘に話したら、「募金はしても、リボンとか、要らないって言うひともいるよ」と。
それならいいけど・・・・。
私には、エイズを発症してから、すでに25年、サバイブしている友人がいる。
エイズというのは、以前に比べて、死の病という感じではなくなったが、
国によっては、まだまだ社会問題化しているし(親をエイズで亡くして、
子どもだけ、貧困と闘っているとか)、その病菌のため、差別を受けている
人も多い。
エイズという病気を撲滅するというのだけではなく、その病にかかった人が
社会で生きていくための手助け、また、途上国の子供たちように、
エイズで親を失った子供たちを助ける、そういうためにもこの12月1日の
エイズ撲滅キャンペーンに、もう少し人々の関心が集まるといいな、と
思う次第である。