広島への日帰り旅行顛末記③ | 貴和尚のブログ

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皆様、おはこんばんちわ。
管理人の貴和尚です。50を超えたおじさんです。
ゲームやアイドル、アニメ、天文、料理、風景写真など趣味や好きなことが多い人間ですが、いろいろと投稿するつもりです。
亀投稿な人間ですが、気長にお付き合いください。

(②から続く)

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広島駅の新幹線改札を出てから、トイレを済まして、山陽本線の

ホームに移動する。
初めて使う、山陽本線の列車で、ボックスシートとロングシート

の混在型車両だった。
しかし、乗車した自分はどういうわけかロングシートへ座った。

 

普通列車だと思うとこちらが落ち着くというのは長年の会社勤め

の影響にあるのかな、と苦笑してたのだけど。
とにかく、宮島口に向けて一路列車に揺られることにした。
近くには海外からの方々がいるのを見かけるも、そこまで混雑は

していない。
車窓から見える風景は初めてで、あれこれ目で追ってしまう。

これでは、子どもの行動とそう変わらないことに、再び苦笑を浮

かべて恐縮してしまう。

 

次々と停車する駅でお客さんが乗ってくるが、やはり一般の路線。
生活で使う人々が多いと実感し、新幹線の中とは大違いだなと、

気づき、振る舞いには注意しないといけないな、思った。

広島は初めて訪れたが、外に広がる風景は自分が住んでいる日常

と変化がなくそれほど大差はないと思った。
しかし、通り過ぎる車窓からの雰囲気は明らかに異なると感じて、

不思議な気持ちに陥っている。
 

10数分ほどして、宮島口駅に到着したので下車する
ここから厳島に向かうフェリーに乗船するため、改札を出る。

 


すこし周囲を見回して、目指すべき方向を理解するも、地下道を

通れと書いてあるものを見て、ふと、目の前の大きな幹線道路に

横断歩道や信号がなく、地下に降りる階段を見つけ、何だか珍し

いなと思ったのは言うまでもない。

 

徒歩数分で、フェリー乗り場に到着し、ICカードで乗船すること

に。

船自体は久しぶりだが、波も穏やかで、流れる景色のきれいなこ

とについ見とれていた。

数分もすると目的地と思われる島が見えてきて、流れる景色を

観ながら少しの時間を過ごした(乗船時間は思ったよりも短く

て驚いた)。

厳島のフェリー用の桟橋で下船し歩き出すと、改めて厳島神社

の方向と思われる海上に朱色の大鳥居が見えていた。
本当に広島に来たんだと実感する。

 

曇天模様だった天気も、厳島に到着するころには回復傾向に

あって、徐々に日が顔を出していた。
土産物や食べ物を売る店を色々と見ながら神社に向かって歩い

ていく途次、石ころ館と名のある店に入った。

お店の名前が石ころと直截的な表現で惹かれたからだ。

 

そこではいくつかの石と、蓮のクリスタルを購入した、
とくに蓮のクリスタルには心が動いたのは言うまでもないが、

値段もそこそこするので小さいものにしたのは、お約束かな、

と心で苦笑。

石ころ館で買い物を済ませ、さらに神社の奉孝へと進み、よう

やく1つ目の目的である厳島神社の入り口を望む広い場所に出た。

海の匂いがする中に、何やら獣の匂いがするな、とその方向

に目を向けると、そこに鹿が寝ていたのだ。
 

小学1年生のころに、祖母に連れて行ってもらった、奈良公園

以来、実物の鹿にお会いするとはと思うと同時に、「鹿、おる

やん!」と思わず口をついてしまった。
ただ、奈良公園と違って、あまり人には近づいてはこないか

な、と…(記念写真を撮っている一団が鹿を招いて写真撮影し

ようとしていたし、後々、自分も別の場所で鹿に背後を取ら

れて脅かされたりもしたのだが…)

そんな光景を見ながらも、拝観料を払って神社の中に。

朱と白の建物が海の際に建築され、何とも言えない荘厳さと

静けさがあった(と、いっても人が多いので厳密に静かとは言

えないが…)。
厳かな佇まいの建物をゆっくりと見物しながら順路を進む。

大鳥居に向けてカメラやスマホを向ける人達を避けながらあ

れとれと見て回る。

 

少し進むと中の島のような場所に進み、すぐのお土産物屋に

入った。
それは、店の前で宮島と書いた小さな提灯があり、それに

惹かれて入ったが、お店を営む妙齢のおかみさんに声をかけ

られた。

厳島神社の大鳥居のミニチュアの前にいたからかと思ったが、

自分の立っていた場所では、その大鳥居が眺望できる場所だっ

たらしく声を掛けられ、それを教えてもらって、改めて窓越し

に見ると、前に大鳥居が一望できた。

この島について簡単なお話を伺うことができた。
この島は厳島神社という世界遺産と厳島そのものが自然遺産に

なっているのだと教えていただき、改めて島と神社を見て、人

工物と自然の厳かな雰囲気が一体となっていることに改めて感

動した。

数点のお土産を購入して、先へ進むことにした。

だいぶ奥までと歩を進めると、清盛茶屋というお店にたどり着

いた。
メニューをみて、清盛セットなるものがあったので、それに惹

かれて入店。
穴子のひつまぶしといくつかのそばかうどんとの組み合わせに

なっていたので肉うどんにした(炭水化物に炭水化物を重ねる、

これは良いものだ(笑))。


穴子は寿司以外で食べたことがないので、興味津々だった。
座った席は横に薪ストーブがある、ある意味、私のような恰幅

のよすぎる身体には堪える(笑)が、何か風情を感じてその横の席

に座って、決めたメニューを注文して待つことにした。


少しすると頼んだメニューが提供される。
穴子をひつまぶしにして食べたのは初めてだったけど、とても

美味しくいただけた。
こんな食べ方があるなんて…くせになりそうだ。
また肉うどんにも少し驚いたのが、ふと、柑橘の匂いがして驚

いて見るとお出しの上に、小さくカットされたレモンの薄切り

が浮かんでいた。
うどんから柑橘の匂いがしてくるなんてはずがないので、思わ

ず二度見するくらいに驚いたのはいうまでもない。
うどんのお出汁から香るレモンの匂い。
まず、お出汁を飲んでみた。
うん、悪くはない。
さっぱりと食べれる。
これは美味しい。
あかん、またまた癖になるぞ、と思ったのは言うまでもなく完

食した。

薪ストーブの中で燃える炎を見て、お茶を飲んでお店の雰囲気に

思わずくつろぐも、少しゆっくりしすぎていたらしく、平和記

念公園行きの船の予約時間にギリギリになることに気づき、急

ぎ会計を済ませて、早足で移動することになった。
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(④へ続く)