紅茶教室で『紅茶農園で生きる子供たち』について学んできました。
ESAアジア教育支援の会 http://www.esajapan.org/
の今西さんがアジア
の現実的な問題について、写真を見ながらお話して頂きました。
紅茶の世界は、華やかなイメージがあります。もちろん優雅な素敵な世界で
あります。
ただし、華やかな世界とは全く正反対の背景を現実的に知らされて、衝撃的
で心に残る講座でした。
バングラデシュにおける識字率は、約40%です。
*識字率とは、文字を読んだり書いたりできる人の割合のこと
学校に行きたくても、さまざまな事情で学校へ行けず、幼いころから働いて
いる子供達が大勢います。また、その子供達の親も学校に行ったことがない
ので、勉強の大切さを知らない人がほとんどです。
とても衝撃的な話がありました。今西さんが現地の子供達に、将来何になり
たいかという質問をしたことに対して、誰も答えることがなかったそうです・・・・
茶園で働く人たちのお給料は、1日23kgの茶葉を積まなければもらえない
ほど過酷な労働を毎日させられてます。日本円で1日の給料60円しかもら
えないのです。
そんな現状であり、働かなければ生きていくことが難しく、学校に行くことさ
えできません。
つまり、彼たちは将来への夢も希望もない状態で生きているわけです。
いつからか夢や希望を持つことをやめてしまい、頭の中の考えるスイッチ
を完全にオフにしてしまったわけです。
学校に行けたら、考えることを教えてもらえるし、夢や希望を持つことがで
きると思うのです。その学び、つまり教育ができる環境を作ることが必要だ
ということがとても分かりました。
国際支援って、食料や衣料を送ることが援助だとこの講座を受けるまで
ずっと思ってました。それは間違いでした。
これは一時的な援助であります。子供達が、希望を持って生きていける
ようにさせることが本当の国際支援なんだということが分かりました。
つまり、教育をきちんと受けさせることにより、希望を持って生き方ができ
るようになるのです。
茶園に生まれた人たちは、自分の子供も、その子供も・・・・ずっと茶園の
世界しか分からなく、過酷な人生を送っているのが現実的なお話です。
私たちは何気なく、紅茶を飲んでますがその華やかさの裏には、こういっ
た茶園で働く人の苦労があり、そういった人たちがいるからこそ、美味しい
紅茶を飲むことができるのです。紅茶は手積みがほとんどです。
手積みだからこそ、こんなにすばらしい香りの紅茶を頂くことができます。
機械だったら、こんなに美味しく頂けません。
この講座を受けることにより、紅茶に対する愛情がまた深くなりました。
紅茶の裏の背景を知ることにより、紅茶を大切にしていきたいという思いが
強くなりました。
日本は、本当に豊かな国であり、本当にめぐまれている国です。
自分の欲があれば何でもできる世の中です。そんな国に生まれたことに
感謝して毎日を一生懸命に生きていかなければいけないと、教えてくれた
講座でした。
今西先生の著書、ぼくの夢は学校へ行くこと
子供向けの本ですが、素晴らしい本です。現実を知らされてすごく考えさ
せられる本です。
お子さんがいらっしゃる人ならば、ぜひ子供さんと一緒に読んでほしい。
こちらはスパイスです。この収益金は、アジアの貧しい子供たちの教育
支援に使われます。
皆さんのあたたかい気持ちが集まれば、夢や希望を持って生きてい
ける子供達が増えることができます。
夢を持つことをあたりまえに考えることができる、日本に生まれた私たち。
少しでもアジアの貧しい子供たちの為に、力になりたいと思いました。
ESAアジア教育支援の会 http://www.esajapan.org/
興味がある方は、このHPを見てください。スパイスもネットで購入できます。
紅茶を通していろんな世界を見ることができて、本当に勉強になりました。