安斎哲也の活動を報告させて頂く「あんてつ通信第19号」を発行致しました。

政治不信が叫ばれる中、市民の皆様と信頼を得るには、まずは情報共有が必要だと思い、毎月、この活動報告をさせて頂いております。

小樽市議会のホームページでも議会の動きについて情報公開しておりますが、議員自身が情報共有することが今まで以上の公開が出来ると考えておりまして、ブログや紙で配布に取り組んでいます。ブログではPDFファイルで掲載しております。

http://te28anzai.jimdo.com/あんてつ通信/

以下、あんてつ通信第19号となります。よろしくお願い致します。


 2012年もあとわずかとなりました。今年も多くの方々より叱咤激励頂き、日々勉強を重ねた一年となりました。本当にありがとうございました。12月は衆議院選挙が行われ、その中でも色々と勉強させて頂き、政治不信に対する課題をどのように乗り越え、市民の皆様と信頼を築き恊働のまちづくりをつくっていくことが出来るか考える機会を頂きました。









第4回定例会




 年内最後となる小樽市議会の第4回定例会が開かれました。今回も一般質問の機会を頂きました。詳細については20号でご紹介させて頂きますので、主な質問項目のみ記載致します。質問は、.一連の不祥事及び懲戒処分について、.新年度予算編成方針について、3.新・市民プールについて、4.北運河周辺の観光について「(1)手宮地域の回遊性について、(2)道の駅について」、5.ポイ捨て禁止条例について、6.ふるさとまちづくり協働事業についての6項目について行いました。このほか、予算特別委員会や建設常任委員会、学校適正配置特別委員会などでも質疑を行いました。









北海道どさんこパンチin後志小樽




 地域活性化講演会「北海道どさんこパンチin後志小樽」が11月24日に開催致しました。「地域を良くしたい」「自分たちのまちを覆う閉塞感を打ち破りたい」、このような熱い志を持った人たちが、この小樽の地に集まりました。この活動は、赤平市職員の大井弘幸さんが代表を努めています。「これからも北海道を熱くする講演会活動を続けたい」と北海道全14支庁管内で講演会を行いながら、熱い仲間たちを増やしてきています。今回は小樽開催ということもあり、私が現地幹事を努めさせて頂きました。けいざいナビやグッチーの今日ドキッなどで金融・経済の解説委員としてご活躍されている小樽商科大学の保田隆明准教授を講師にお招きし、「北海道経済の可能性」についてご講演頂きました。


 パネルディスカッションでは、スーパーゲストとして、北海道一有名なテレビキャスター佐藤のりゆき氏(北海道大学
創成研究機構
客員教授
)がご参加頂き、するどく北海道の問題点をお話し頂くとともに、熱い思いをぶつけて頂きました。また、NPО
法人おたる祝津たなげ会事務局長の渡部満さん、小樽運河クリーンプロジェクト代表の湯谷拓朗さん、「FM
おたる」パーソナリティの盛合将矢さんもパネラーとしてご出演し、小樽が持つ課題、可能性、そして夢を語って頂きました。小樽と北海道には様々な問題点がありますが、熱く高い志を持った若者たちはたくさんいらっしゃいます。こうした活動を機に、点と点を線でつなぎ、その力をさらに大きく発揮出来るようにしていきたいと思っています。








11月の活動報告~




3日 本多京子先生の講演会



 小樽食育の会主催の本多京子先生の講演会に出席致しました。僭越ながら来賓として挨拶もさせて頂きました。福井県の義務食育、四国の弁当の日、長野県のピンコロ弁当など、全国様々な事例を通して、食べることは生きること、食の大切さについて、小樽市民の皆さんと共有させて頂きました。子供たちが小樽で元気でいきいきと生活を送れるため、小樽独自の食育活動の推進の必要性を改めて実感致しました。



5日 漁村コミュニティー再生



 地域イノベーター養成アカデミー2012に出席致しました。「漁村コミュニティー再生・着地型水産観光造成で地域活性化」というテーマについて勉強致しました。小樽の持つ最大の魅力である海、漁業の連携や、海水浴場運営などで山積する課題について語り合い、解決策を探りました。小樽には様々な問題がございますが、やはり地元の産業雇用なくして、生活・観光面での向上にはならないと思っています。



8日 自治基本条例に関わる議会研究会幹事会



 自治基本条例に関わる小樽市議会研究会の幹事会が開かれました。小樽市議会では、同条例の情報や意識を共有する目的で研究会を立ち上げ、これまでに策定委員会の横山先生を講師に迎えた勉強会を重ねてきました。先日、策定委員会より小樽市長に対して提言書が示されましたが、この中には議会についても盛り込まれており、研究会の幹事会では今後の議会内での進め方と勉強会のあり方について意見交換しました。







14日 北海道若手市議会議員の会
道北旭川研修

 11月12日・13日の2日間で、北海道若手市議会議員の会の道北・旭川研修に参加して参りました。1日目の内容は、旭川市議会さんの「議会基本条例」の研修と「市民と議会の意見交換会」の視察。2日目は、「地元市議が自慢したい我が街の取り組み事例集」として、「市民の企画提案による協働のまちづくり事業」や「地域版キッザニア!?~あさひかわキッズタウンの取り組み」などの研修でした。「議会基本条例」の研修では、静岡県藤枝市議会視察団さんの視察に同席させて頂く形で勉強致しました。制定までの苦労や市民理解の方法など、取り組まれた議員さんから直接思いを伺う事が出来ました。小樽市として、現在、自治基本条例の制定に向けて動きが進められていますが、旭川市議会では、自治体条例より先行して議会基本条例を制定し、様々な議会改革が進められている状況で、私は小樽市議会内の自治基本条例研究会のメンバーでもありますので、大変勉強になりました。


 「市民と議会の意見交換会」の視察では、旭川市議会がいくつかのグループに分かれて実施されているうちの一つのグループの会を見学させて頂くことができ、司会進行の重要性を認識するとともに、しっかりと市民の方へルールを伝える大切さを感じました。小樽市議会でも広報広聴委員会を立ち上げており、これも私がメンバーとさせてもらっていますが、議会報告・市民と語る会(仮)を開くために意見交換しておりまして、今後の運営や組織などについてとても参考になりました。旭川市議会さんでは、広聴広報委員会が、この意見交換会をはじめ、議会報、HP掲載から、視察の受け入れまで多岐にわたって役割を持っており、メンバーの皆様の議会改革への意気込みと大変さを実感出来ました。小樽市議会でも徐々にですが改革が進んでいます。が、まだまだ先進都市と比べるとその進捗は低いのかと思っていますので、こういった研修や視察を通して、小樽に取り入れられるよう頑張って参りたいと思います。


 2日目は、「市民の企画提案による協働のまちづくり事業」の研修を受けてきました。道内他都市をはじめ小樽市でも同様の事業がございますが、旭川市さんでも将来展望をしっかり持って毎年改良を重ね、より市民と恊働を進められているということを学びました。無所属である私にとっては、この北海道若手市議会議員の会で、道内の先輩と共に研修をしたり意見交換する場は大変貴重でありまして、私の知識・経験・能力不足を改めて認識させてもらえる機会となります。このような機会を通してさらに研鑽を積んでいきたいと思いますのでよろしくお願いします。




15日 オタルまちかど大学番外編・小樽ビールで意見交換&老人福祉施設視察

 小樽商大マジプロの「地域コミュニティチーム」の「オタルまちかど大学番外編」と小樽ビール倶楽部に参加し、商大生をはじめ、市民の方々や市職員の皆さんとお話をさせて頂きました。多くの市民の方と交流を深め、さらに市民の方から率直な疑問やご指摘など色々なことがらについて意見交換させて頂きました。また、この日は、市内の老人福祉施設の視察をさせて頂き、現場が抱える課題、利用者にとっての介護事業サービスの問題など、超高齢化都市小樽で大変重要な部分について現場の方から率直に伺うことができました。



24日 しゃこ祭

 小樽産しゃこ祭が24日25日の2日間で開催され、私はボランティアリーダーとしてお手伝いさせて頂きました。若い商業高校生と商大の翔楽舞の学生たちを補佐する立場でした。小樽にはたくさんのイベントがあり、たくさんの市民団体の皆様が協力してくれていますが、現状は全て点と点の活動です。小樽にはたくさんの資源があるのに分散されてしまっていて、イベント日時が重なったり、あるいは同日なのにバラバラに活動していたり、非常にもったいない状況となっています。これから市内の様々な取り組みが連携出来るようになれば、もっともっと大きな力になると信じています。そして、まちづくりには、小樽の高校生や大学生の力が必要になっていまして、イベントが連携することでボランティア力ついても集約化し、より多くの力を発揮出来ていくと考えています。イベントだけでなく、福祉や教育に関しても広がることが、真の市民力の活用となると思っています。







26日 第2回たる塾みらい人
 第2回たる塾みらい人をマージルブランさんで開催致しました。これは、「みんなで小樽の課題を探り、そして未来を語り、新しい小樽の未来予想図を作って楽しい町にしていこう」という趣旨で10月に初開催致しました。今回のテーマは、「共育~まちづくりはひとづくり~」。自らの活動による子供たちとの関わりについて、幼稚園、学校など様々なジャンルから、ひとづくり、仲間づくり、リーダー育成などについてお話をさせて頂きました。この中から、2つの取り組みについて実践していくことでまとまりました。また、前回のインターンシップに参加してくれた学生から



、自ら企画実践した小樽の小学生と留学生との交流会について報告を頂きました。志ある若者たちがどんどん活動行動していくことが、これからの小樽には必要となっています。












編集・発行 安斎哲也


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