小川です。
北海道も春の大会の抽選が始まりますね。
関わっている選手が非常に多いのでとても楽しみです。
本日は球速が速い投手と遅い投手の投球フォームの違いを分析した論文を紹介致します。
Kageyama.2014より
対象:大学生投手30名(18-22歳)
方法:球速が速い群(平均134.64km/h)と遅い群(119.88km/h)での運動学・運動力学の違いを三次元動作解析器を用いて調査しています
1.高速群が低速群よりもステップ時・ステップ足の接地時の軸足股関節の外転角が大きい
上のスライドの2名の選手はMAXの球速が異なりますが、先行研究の通り、軸足のポジションに差があります。
ステップ足の接地時の注目するポイントは足首と股関節を結んだ線上に膝がいるか、中に入っているかの違いをみることです。
2. .高速群が低速群よりもスリリース時ステップ足の膝が伸展位
世界最速のチャップマン投手ですが、リリース時の膝は完全に伸びてるのがわかります。
現場に行き、さまざまな選手のフォームを見るとステップ足の膝が90度ほど曲がっている投手もいます。
一つの要因にフロントランジがあるかと思っています。繰り返すフロントランジはその位置で動作が学習されフォームへ反映されてしまう選手が少なくない印象です。
3. .高速群が低速群よりもステップ時、最大外旋時、リリース時体幹前傾位
球界を代表する投手達のフォームを見てもそれぞれのフェーズで体幹の前傾位がかなり強くなっている事がわかります。
この動作を獲得できるための条件は、ステップ側股関節の臀筋群の柔軟性、同じくステップ足の股関節屈曲筋の十分な出力、腰背部筋の十分な出力が必要と考えています。
勿論、このフォームに全てを合わせる事はしませんがとても参考にして選手のフォームをみたり、トレーニングを考えたりしています。
参考までに。
下記にトレーニングをインスタグラムでまとめて投稿していますので、是非ご覧下さい。
全ては選手のために。
参考文献:
Kageyama, ., et al., Kinematic and Kinetic Profiles of Trunk and Lower Limbs during Baseball Pitching in Collegiate Pitchers. Sport Sci e, 2014. 134 p. 74250.
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