休む練習
入院している。
「がんばりすぎで体壊した」というよくある構図のやつに、自分はなるものかと思ってたけど、なってしまった。
カフェの階段は多い時で100回くらい上り下りしてたのだけど、5月ごろから膝に違和感があって、誤魔化し誤魔化しやってきたものの、どうにも腫れてる気がするので、いつもお仕事でも大変お世話になっている病院で診てもらった。
水が溜まってますねー。即座に処置してもらい、念のためMRIとったら、半月板が断裂してることが判明。要手術。
ワーカホリックな私としては2週間の入院期間など捻出できる気がしなかったが、できるだけ早いほうがよかろうと、スケジュールと睨めっこして1週間弱の入院とさせてもらった。
執刀医の超絶技と麻酔科医の的確な処置、それらの前後左右にある様々なケアのリレーにより、手術はあっという間に終わり、あとは療養とリハビリに勤しむ日々。
上げ膳据え膳で食事がもらえて(これが私の舌の好みにとても合う。幸せ)、なんだかんだと気遣ってもらって、細切れでお仕事と読書をして、うつらうつらして。…あれ?足が痛いことと生活しずらい以外は、贅沢なお休みじゃね?これ?
…いやー。なんか、ほんとに、こんなに休ませていただいてありがたいです。
世の中は絶賛お盆。繁忙期のカフェをカフェスタッフみんなに任せて、運営のフォローはデザインスタッフにやってもらって…。ほんとありがとうみんな。
早く完全復活できるように、リハビリがんばります。…というか今回、リハビリの重要性を身に染みて感じている。
うちの会社は「いつも誰かが休んでいる」を常態化しておくというのも大事にしている。その誰かが経営者になったとしても、ちゃんと回る職場・サービスを作っていく必要があるんだよなーと、今回は身を持って経験している。
休みに際し、万全とは言い難いがそれなりに準備した。社内に事前にできるだけ情報を共有したり、予行練習と称し実際に事前に作業を体感してもらったりした。新しい役割を担ったりいつもより長く働いたりしなきゃいけないので、スタッフたちにはストレスもかかっただろうし、環境や家庭の事情で何らかの作業を担えないことに対して申し訳なさやストレスを感じたスタッフもいると思う。
でもね。とにかく、やれる時にやる、休める時に休むは、大前提だと思う。