12月の実感
12月に入った。
たくさんのインプットがあって、出力(記録)が追いついていない。
やることもたくさん。年賀状作りもあるし、年末納めるしごともある。小さなお店の店番やカフェのお手伝いもしながらの年末。
せっかく生きているし、せっかくお店を開けているのだから、気づいたことやできることは全部やりたい。改善…いや、訂正あるのみ。東浩紀さんの新刊もよかった。
改善か改悪かは、今の自分にはわからない。後になって評価できるから、今は、できることを気づける限りでやるしかない。昔取った杵柄に拘泥してはいけないし、未来の心配事に時間を割きすぎるのもよくない。
やりながら考え、やりながら少しずつ変えていく。同じ轍は踏まない。…と思っていたって人は同じ失敗を繰り返す。考え方や行動の癖はある。
自分の変わらなさ加減に、すんなりできないことに、やれやれうんざりしてしまうんだけど、そこであきらめたらつまらない。訂正し続ける。
Life is not a problem to be solved, but a reality to be experienced.
(人生は、解かれるべき問題ではなく、経験されるべき現実である/キルケゴール)
イチョウの葉っぱは、淡い金色に乾いて吹き溜まるのが美しい。雨に濡れたのを踏むとくさい。毎年、新鮮な感動がある。味わうべき神秘と膨大なタスクが目の前にあるという実感こそが、私の12月だ。