至近距離の比較文化 | 勝手に☆とやまの定住コンシェルジュのBlog

至近距離の比較文化


【能美市にて】

今日は早起きして、お隣の石川県へ(2日連続)。

田舎とはいえ、車社会なので、朝の渋滞にひやひやしながら、
なんとか想定時間内に到着。

秋から冬にかけては、石川にめっちゃ通います(笑)。


【能美市にて】

集まってこられた地域を代表する女性のみなさん。

商工会の女性部の幹部さんたちだから、
みなさん会社の経営に関わっている方ばかり。

地域に愛される、必要とされる事業を続けてこられた先輩たちに、
とっておきの地域の魅力を教えてもらうという、
なんともぜいたくで貴重な機会をいただいております。

何よりありがたいのは、
「どの地域にも、ぜったい宝がある」ということを、
交流と具体例をもって思い知れること。

そして、ビミョウな地域間の比較などもできる。


富山で「べっこう」とか「えびす」っていうやつは、
加賀地方では「べろべろ」っていうんだよね。

とか、

富山県西部にある
カブの一夜漬けにもう一回火を通す「いりごき」「いるごき」や、
たくあんを再度煮る「こうこの煮たが」に似たもので、

こちらの地域では、大根の実の方だけじゃなくて葉っぱも入れて煮る
「おくもじ」があるよ。

とか、

「ささげ餅」のことを「とびつき」っていうよ。

とか。


東京時代は、
東北と九州のちがい…とかいう
ダイナミックで大まかな文化比較が主体だったけど、
今は、お隣どうしの違いの面白さに夢中だ。

鳥の目と虫の目、両方の比較をしながら、
その地域にしかない宝物を、
その地域の人と一緒に見つけていくのが楽しみです。