時計ぐるぐる

【テラさんの時計】

こんにちは。

写真は、先日、銀座のギャラリー「うとうと」さんで出会った、
物語のある腕時計たち。
テラさんという方が手作りされているもの。

機能性と美しさは必ずリンクするし、
多くの人に考え抜かれた結果が、
カタチになることを好ましいと思ってきた。

でも、最近は、
個人の不断の思考や行動から得られる閃きに、
大人数で考え抜く以上の示唆が含まれていると感じる。

時計は、時を刻むものだと、
だれが決めたのか？
…そもそも、時計ってなんなのか。
いや、時ってなんだ？

…久しぶりにぐるぐる。

私自身が、
私の知っている世界の一部であるとともに、
全く知らない世界との媒介物だとしたら…。

そう考えると、「正解」や「機能性」が、
とても限定的な効力しかないんだな、と思わせてくれる。

そんな中で、
こういう時代に、
人の思いをカタチにするというお仕事をしてるという私が、
どれだけ身のほど知らずかと思い知る。

シンプルであることは好きだけど、
削ぎ落としすぎずにいたいなとも思う。
そんな日曜日の朝。

さてと、はやくお昼ごはんつくって、
身のほどしらずなお仕事しなくちゃ（笑）。