小杉駅到着。
早く着き過ぎたみたい。
パンジーがデカくてみずみずしい。
結局、待合室で、富山方面にお出かけされる女子の先輩方に紛れて、テレビを見る。
日差しは照っているけど、待合室がいちばん暖かいから。
3つ座席のつながったベンチに腰をかける。先輩方の衣服から発せられるナフタリンの香りが、遠い親戚の家にお呼ばれしたような感覚にさせてくれる。
…嫌じゃないな、むしろ好き。
私にとっては、期待感と緊張感、若干のもどかしさを感じさせる、懐かしいにおいだ。
あと20分、この小杉の空気を楽しみたいと思います。