皆さんこんにちは、
たにどうダンスワールド 筋肉学科 講師の
佐々木です。(笑)
本日は講義1回目ということで、
「筋肉の重要性」について
お話ししたいと思います。
筋肉はなぜ必要なのでしょうか。
筋トレは必要なのでしょうか。
ダンスをする上で筋トレは必要なのでしょうか。
確かに日常生活において、ボディビルやフィジークのようなボディメイクは必ずしも必要ではないと思います。
また、ダンスをする上でも筋トレは、必須なのかと問われれば、おそらく、必要とまでは言い切れないというところが、僕の本音です。
ただ、ダイエットや、健康維持には役立ちます。
筋トレによる筋肉量増加には、以下のようなメリットが確実に存在します。
〈筋肉量が多いことによるメリット〉
①.基礎代謝が上がる
②.運動能力の向上
③.健康状態の維持、および改善
①は基礎代謝が上がります。1kgの筋肉が増えるだけで、13kcal基礎代謝量が増えます。
また、基礎代謝量を含めた1日の消費カロリーは50kcal増えます。
頑張って筋トレしても、増える消費カロリーはそんなものなのかとお思いでしょうが、
脂肪1kg 7,200kcalですので、何もしなくても生きているだけで、144日で痩せれます。
そこに、運動や筋トレの継続が加われば、
太りにくい体の完成です
②運動能力の向上です。筋肉量が増え、筋肉自体も太くなります。
そのため、より重いものを持ち上げたり、体を動かすことが楽に、そして、活動範囲が広がるのです。
また、抗重力筋(お腹、背中、お尻、太もも、ふくらはぎ)と呼ばれる、重力に対して自分の体を支える筋肉の部位を、筋トレにて発達させることもできます。
上記のように、抗重力筋を鍛えれば、ダンスの際に、楽に姿勢が保てるだけでなく、
より良い姿勢を保つことができます。
③は前述した①の要素から、筋トレは、痩せることができ、そして、太りにくい体を作ることができます、
そうなれば、メタボリックシンドロームの改善にすら役立ちます。
また②のより、運動能力が向上すれば、転倒防止、また、姿勢がよくなることから、背骨の骨折、もしくは、背中の筋肉からくる、頭痛や肩こりの改善にすら役立ちます。
ちなみに、ダイエットを考えている方は、一日の摂取カロリーにも気を付けてみましょう。
1日の身体活動レベルそして、年齢によっても異なります。
以下3つに身体活動レベルは区分されます。
〈身体活動レベル〉
Ⅰ:自宅、仕事両方共で座っている状態がほとんどの場合
Ⅱ:仕事では座っている状態だが、通勤や、散歩等をしている
Ⅲ:立ち仕事やの場合、もしくはトレーニングやスポーツなどの運動をする場合
以下が1日の摂取カロリーの目安です。
※およその摂取カロリーです。詳細なデータでは違う値が出ます
〈男性の場合〉
(Ⅰ)2,200~2,300kcal
(Ⅱ)2,500~2,600kcal
(Ⅲ)2,800~2,900kcal
〈女性の場合〉
(Ⅰ)1,600~1,700kcal
(Ⅱ)1,900~2,000kcal
(Ⅲ)2,100~2,300kcal
※ご飯茶碗1杯(150g)約230kcal
ちなみに、消費カロリーの目安も載せておきますね!
体重等によってこちらも消費カロリー変わりますので目安にしてください!
※すべて30分の運動です
徒歩:約100kcal
ジョギング:約210kcal
水泳:約180kcal
意識するだけで全然違います!!!
それでは、
したっけ~