【今日の学び】●「してほしくない行動」は無視してしまう
子どもの行為を、大きく3つに分けて考えてみましょう
◎してほしい行為
◎してほしくない行為
◎許しがたい行為
この3つについて、親がどう対応するとよいか、基本を知っておきましょう。
◎「してほしい行動」だった場合は、すかさずほめる
◎「してほしくない行動」については無視する
◎他人や自分を傷つける「許しがたい行動」は制止する
ということです。
「許しがたい行動」というのは、人に暴言を浴びせる、暴力を加える、人のものを盗る、といったことです。人の財産や生命を脅かすようなことをしたら、これはきちんと、制止すべきであることはもちろんです。
同時に、「してほしい行動」は、すぐにほめてやってください。
実は、親にとって一番難しいのが「2」です。
子どもが親の関心を引きたくて大騒ぎをしたとか、わがままを言い続けるとかいう場合は、知らん顔をして無視してしまってもいい、ということなのですが、ここを無視するというのは、なかなか難しいことです。
しかし、勉強が苦手だったり、特に得意なスポーツがなかったり、という子どもの場合、親の関心を最も強くひきつけるために、親にとってのぞましくないことをすることが多いのです。
そのため、「のぞましくない行動」を毎回叱ると、「泣き叫べば親が必ず関心を持ってくれる」という気持ちを強化してしまい、その行動が減らないことになるのです。
「もーーーっ!」と思っても、「許しがたい」ほどの行為ではない、と判断したら、なるべく叱らずに無視して、むしろ「してほしい行為」のほうを探しましょう。どんなに小さいことでもいいのです。
気になる部分、アラ探しをしないようにして、よく子どもの行動を観察し、「ほめるところ」を探してやってください。
「今日は挨拶の声が元気ですごくいいね」
「今日は一粒もごはんをこぼさなかった。立派!」
「全部残さずに食べてくれてすごくうれしい」
「背が半年前より5センチも伸びてるよ。すごい!」
いいこと、いいところは、すぐさまほめる! どんなにほめすぎなどということはけっしてありません。いくらでもほめてください。ほめればほめるほど、逆に「許ししがたい行動」を制止したときに、子どものにはそれが伝わりやすくなりますし、「してほしくない行為」も減っていくはずです。
叱られるようなことをわざわざしなくても、親はちゃんと自分をいつも見てくれている、ちゃんとほめてくれる、ということがわかるからです。

15齊藤恵子、松宮 透高、他13人
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