その昔、人間は自然に頼るしか無かった。

自然に助けられ、自然に冒涜され、

科学なんて無かった頃には

それでも自然を知らないと

生きていけなかった。

だから、自然を観測し僅かな発見を

文字もない時代からほんの少しずつだけど

伝えていくしか無かった。

 

その蓄積されたデータを

現代人は使えているのだろうか?

「そんなものはまやかしだろう」とか

「そんなことで何がわかるんだ!」とか。

季節の移ろいは、天地を観察することにある。

古代人は星の位置を観察し季節を測った。

種子を蒔く時期や収穫時期だけでなく

自然の脅威も知ったのだろう。

 

だが、今の都会には空がない。

空が見えないと言うことは

地の状態がわからないと言うことだ。

東洋思想は天地人だと言う。

人間は自然に多大な影響を受けているのに

天地を無視してはいないだろうか?

 

END