会社の人間ドックで肺に影が見つかり、そこで精密検査を受けました。
その時は「非結核性抗酸菌症の疑いあり」と診断されました。
ところが咳と共に血痰が出るようになり、その血痰の量が増えてきたため再び検査を受けたところ
「気管支拡張症」と診断されました。
私はコールセンターの仕事をしていたので、会話の途中で咳き込むことができません。
そこで咳が出そうになると、インカム(イヤホンとマイクが付いたヘッドフォン)のマイクを
外して、相手に聞こえないように咳を出し、会話を続けていました。
ところが日に日に血痰の血の量が増えてきて、自分でも「これはやばい」と思い始めました。
そして「この仕事に自分の命を懸けるほどの価値があるか?」と言う気持ちがふつふつと、いえ、
どっかーんと沸き上がり、その問いかけは日に日に大きな声になり、止めることができなくなりました。
「これで辞める理由が出来た!」これが私の本音です。
会社を辞めたかった私はこれを理由に辞めることにしました。
63歳。本来なら定年まであと2年ありました。