前回UPしたハイパトの写真で、?と思った方、正解です。バレルに刻印がありません。高校時代に削って消してしまいました。
実銃のハイウェイパトロールマンと言う愛称で親しまれるのはS&W社M(Model)28で.357マグナム弾を使用~3.5インチ銃身は展開はなく、.41マグナム用のM57にもこの銃身長が存在しないのは事実で、タニコバさんもカートで重量を稼ぐために41口径に設計したと後年どこかで語っていました。Pre Warモデルはともかく、戦後のモデルナンバー制によるNフレ3.5インチ銃身だと、同じようなシルエットで該当するのはM27になるかと思います。10年以上前に米国ケンタッキー州フォートノックスにあるパットンタンクミュージアムにはパットン将軍が使っていたとされる3.5インチ銃身(恐らくPre Warまたは戦中の5スクリューモデル)のものが飾ってありました。SAA同様、エングレーブが入っていましたので、SAA同様アメリカンコレクターズ社からモデル化を期待していました。911以降も渡米する機会はりましたが、フォートノックス(この町自体が海軍の軍港よろしく陸軍基地の町)へのセキュリティが厳しく強化されて、行けないまま北米出張がない現部署に異動になりました。
当時は、また来ていつでも撮れると思いミュージアム内で写真撮影していなかったのが残念です。現在でも外国人は厳しく制限されているのでしょうか?戦利品として試験に供されたケーニッヒスティーガーや珍しいパンサータンクもあったのですがぁ(涙)。
実銃再現度が優先のコアな方々には、ハイパト41マグナムという存在は中途半端な噴飯モノだと思いますが、TVのガンエフェクト=特撮の一種という認識から入ったワタシ達には、画面と同じシルエットのモデルガンが手に入っただけで大満足でした。ただ、「俺たちの勲章」に洗脳されてしまった身としては、ABSモデルガンの新品購入第一号は本機ではなく、丸郷製!の44マグナムでなのでした。グリップの白いテンプラモデルで、劇中の中野さん(こちらはMGC製?)よろしく、スプリングによる可動式のカートに平玉を詰めてバンバン発火させていたが、この丸郷製は、のちにMGCのフルコピーであることを知り、がっかりして友人に売ってしまいました。
中学生になって購入したのが写真のハイパト41(SW/10)であることは前回述べましたが、残念ながら現在ではバレル上部にクラックが入っており、正面から見るとシリンダーも割れています。

高校生の頃には、まだコクサイからリリースされていなかったM28の4inに近づけるためリブのサイドをフラットに削ってしまいました(写真中段の左上)。フォーシングコーンのワレについては当時最新マテリアル?のプラリペアと瞬着でそれなりに補修しましたが、紙火薬でかなり発火させたため変形し、インサートも錆で真っ赤。銃口もその頃ハイパト44付いていた金属製のインサートキャップを埋め込み、グレーのタミヤパテの表面を瞬着でコーティングし、.357相当に改修したの状態のためマズル周りはオリジナルからかけ離れてしまいましたが、一種独特な雰囲気となりました。某工房さんで、ワタシも目指したイメージのM28風4inカスタムを見ることが出来ます。一つだけケガの功名というか、バレル上部のリブは1mmのABS版の細切りで復元したら、M27風になり、ここだけは満足ですっ!

高校生の頃には、まだコクサイからリリースされていなかったM28の4inに近づけるためリブのサイドをフラットに削ってしまいました(写真中段の左上)。フォーシングコーンのワレについては当時最新マテリアル?のプラリペアと瞬着でそれなりに補修しましたが、紙火薬でかなり発火させたため変形し、インサートも錆で真っ赤。銃口もその頃ハイパト44付いていた金属製のインサートキャップを埋め込み、グレーのタミヤパテの表面を瞬着でコーティングし、.357相当に改修したの状態のためマズル周りはオリジナルからかけ離れてしまいましたが、一種独特な雰囲気となりました。某工房さんで、ワタシも目指したイメージのM28風4inカスタムを見ることが出来ます。一つだけケガの功名というか、バレル上部のリブは1mmのABS版の細切りで復元したら、M27風になり、ここだけは満足ですっ!
ご存知の方には釈迦に説法ですが、作動を確実にさせるためのコツなどを記します。何せ高校時代に行った処置なので材質はタミヤのプラバンですが、今ならABS板も入手し易く、そちらを推奨します。既にメーカーも存在せず修理やパーツ補給も不可能なため自分で手を入れるしかありません。


①シリンダーストップ作動幅
サイドプレートとフレームの間の隙間がシリンダーストップ幅より広いためガタが出ます。ここはフレーム側にプラバンを貼り付けてクリアランスをタイトにする事でガタを少なくします。
サイドプレートとフレームの間の隙間がシリンダーストップ幅より広いためガタが出ます。ここはフレーム側にプラバンを貼り付けてクリアランスをタイトにする事でガタを少なくします。
②シリンダーピン収納部
ここも磨耗して広がります。何かの雑誌に穴を広げてピンと内径の合うハトメを埋め込むと良いとあったので実践しましたが、シリンダーハンドとのコンタクトが悪くなりオリジナルに戻しました。現状はフレーム後方からプラリペア+瞬着を流してヤスリで成形し、ピンとの関係をタイトにしています。
ここも磨耗して広がります。何かの雑誌に穴を広げてピンと内径の合うハトメを埋め込むと良いとあったので実践しましたが、シリンダーハンドとのコンタクトが悪くなりオリジナルに戻しました。現状はフレーム後方からプラリペア+瞬着を流してヤスリで成形し、ピンとの関係をタイトにしています。
③ヨークストッパー部
ヨーク側の穴が大きいため、ロッキングボルト後端を叩いて横に広げ、ヤスリで調整たのですが効果は薄いです。まぁ、①をやるだけでだいぶ改善されますので、ここはしなくても良いかと。それよりもヨーク前側にプラバンを貼ってエジェクターシュラウドとのスキを小さくしたほうがヨークのガタは少なくなりました。
ヨーク側の穴が大きいため、ロッキングボルト後端を叩いて横に広げ、ヤスリで調整たのですが効果は薄いです。まぁ、①をやるだけでだいぶ改善されますので、ここはしなくても良いかと。それよりもヨーク前側にプラバンを貼ってエジェクターシュラウドとのスキを小さくしたほうがヨークのガタは少なくなりました。
④サイドプレート前方
ここはヨークスクリューを閉めすぎるとすぐに割れるので、内側を平行に削った後に1mmのABS板で裏打ちしてヤスリで外形をフレームに合わせて削り、割れ防止処置を行います。
ここはヨークスクリューを閉めすぎるとすぐに割れるので、内側を平行に削った後に1mmのABS板で裏打ちしてヤスリで外形をフレームに合わせて削り、割れ防止処置を行います。
⑤フレームのハンマーとのコンタクト部
ハンマーが下矢印部を打撃するため中央のメネジ部が割れます。肉盛りが過ぎるとカートに届かずに不発の原因になるので本当はネジ部を埋めて分割ラインを加工し、3スクリュータイプへの改修が恒久対策として望ましいですが、今回は原型の雰囲気を残したく周囲をABS板で積層してヤスリで形状を整えるのみです。
ハンマーが下矢印部を打撃するため中央のメネジ部が割れます。肉盛りが過ぎるとカートに届かずに不発の原因になるので本当はネジ部を埋めて分割ラインを加工し、3スクリュータイプへの改修が恒久対策として望ましいですが、今回は原型の雰囲気を残したく周囲をABS板で積層してヤスリで形状を整えるのみです。
蛇足:保存状態を保つのみならメインSPとトリガーSPを切り詰める手もありますが、オリジナル順守、今回は手をつけません。
⑥カートリッジ
インナーのOリングを外しフリクションを低減します。また、平玉用の内径のため7mmキャップ外形より大きくこぼれやすい。先端をマイナスドライバーにて3箇所変形させてインナーとキャップ火薬とインナー脱落防止とすることでかなり発火性能を上げることが出来ました。(同じMGCの357カートでやる場合は肉厚が薄いので注意が必要ですが、357カートはキャップ外形とカート内径がタイトなためOリング外しだけで充分です)プライマー側は面取りの大きい中・後期型のカートを推奨します。
インナーのOリングを外しフリクションを低減します。また、平玉用の内径のため7mmキャップ外形より大きくこぼれやすい。先端をマイナスドライバーにて3箇所変形させてインナーとキャップ火薬とインナー脱落防止とすることでかなり発火性能を上げることが出来ました。(同じMGCの357カートでやる場合は肉厚が薄いので注意が必要ですが、357カートはキャップ外形とカート内径がタイトなためOリング外しだけで充分です)プライマー側は面取りの大きい中・後期型のカートを推奨します。
ハイパト41がSW/10で、44マグはSW/11であることは前に述べましたが、オーバーグリップ仕様のSW/11はMGキャップ対応になった後のシリンダーで、かなり発火させて遊んだ1丁です。
特にバレル&フレームは高校時代の友人がNフレスマイソンに使っていた物ですが、接着が未熟で振り回して遊だら根元から折れてしまい、オリジナルバレルと共に引き取り、不足パーツを買い足してSW11に復活再生した一品です。コチラのSW/11も基本的なチューンとして上記③を除いた一連の処置が施してあります。
昭和のよき時代、耐久性を確保しつつ確実に発火させるために各パーツの肉を厚目に確保、トリガーやハンマーを支えるピンをフレームに埋め込んで成形している辺りに作動重視の設計思想が伺えます。21世紀になって開発されたリアルなモデルガンやガスガンとの比較は年代的に酷ではありますが、41/44どちらのハイパトも昭和なオッサンをノスタルジーなキモチにさせるモデルです。最近、ほぼデットストック状態で入手したハイパト44と、往年のモデルを2ショットで載せて結びとします。

改定1 表現変更